中学3年生の勉強法
いよいよ中学の最高学年!
受験の準備は大丈夫!?
部活も大詰め、修学旅行や体育祭、文化祭などの学校行事も忙しくなる中、新しい学習単元がどんどん難解になる中学3年生に突入です!
「このままで行ける高校あるのかしら…」
「志望校はどうやって決めればいいの…」
「受験勉強のやり方がわからない…」
中3のご家庭からは、このような声を本当によく聞きます。3年生からは、高校入試を視野に入れた勉強をしていかなければなりません。
今まで学習した中1・中2の基本を復習しながら、中3の授業がしっかりと理解できる正しい勉強法を身につけることが、志望校合格の一番の秘訣です。
「具体的にどうすればいいの…?」
そんな不安やお悩みをお持ちでしたら、このページをご覧いただき少しでもお役に立てていただければ嬉しいです。
ここでハッキリとお伝えしておきます…。
中3の1年間は今まで以上にあっという間に過ぎていきます!
与えられた時間はみんな平等。
大切な時間を有効につかい、後悔のない中3生活を全力で送りましょう!
このページでは、中3のお子さんと親御さんに向けて、以下のことを紹介させていただきます。
- 中3がやるべきこと
- 中3の教科別学習ポイント
中3がやるべきこと
中1・中2の総復習をしよう!
中3の授業は、1,2年生で習った学習内容が理解できているのが前提で進められます。
つまり!今習っている目先の勉強だけではなく、中1・中2の復習も必須となるので、今まで以上に多くの家庭学習の時間が必要となるのです。
「中1や中2の時は出来ていたのに…」
人間は“忘れてしまう”モノ…。
1,2年のときは出来ていた問題が3年生になったら出来なくなってしまうことはよくあることです。
新しい単元を学習していくと同時に、1,2年の総復習も早めから意識して行うことが大切なのです。
さらに覚えておいてほしいことは、高校入試問題はおよそ7割が中1・中2の内容から出題されるということ。
英語の長文読解など、総合的な問題もあるので一概には言えませんが、
中1・中2が完璧なら1教科70点は得点できるということです。
3年生の授業を理解していくためにも、高校入試のためにも、中1・中2の総復習を計画的に実行していきましょう。
具体的なやり方などは、私たち家庭教師ジャニアスの無料の体験授業でもお話しているのでお気軽に試してみて下さいね!
内申点を強く意識しよう!
内申点は高校受験に直結!
高校入試の際の内申点の計算方法は、中3の成績のみや中3の成績を2倍で計算したりなど都道府県によって異なるのですが、 千葉県の公立高校入試では、中1~中3の3年間分の成績の合計が内申点として計算されます。
それなら「3年生になって内申点を意識しても遅いのでは?」って思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、私立高校受験の場合は「中3の内申点」がメチャメチャ大事になるのです!
「でもうちは公立志望だから…」
そんな声が聞こえてきそうですが、公立志望のご家庭でも、すべり止めで私立高校を受験するケースがほとんどです。
※私立高校をすべり止め(併願)で受けずに公立高校一本で勝負するのは大変危険です…
多くの私立高校には“併願推薦”という受験区分があります。
公立高校を第一志望とする受験生は、私立高校を“併願推薦”で受験し、私立合格を確定させたうえで公立受験に挑むのが一般的。
私立高校はほとんどが「中3の成績のみ」を内申点として数値化するので、「中3の内申点=すべり止めの私立高校」と言えるのです。
中3の内申点が確定するのは、3学期制の中学では2学期の期末テストまでで、2学期制の中学では後期の中間テストまでなので、それまでは内申点を強く意識してテスト勉強に励みましょう!!
模擬テストを受けよう!
受験生は自分の学力(偏差値)を知ることが大事。
今の中学校では、校内テスト(定期テストや実力テスト)で偏差値を出していないので、校内テストだけでは自分の本当の学力や偏差値がわかりません。
定期テストでは350点取れていたのに、
入試では200点も取れなくて不合格…
こんな悲劇が起きないように、
3年生になったら「模試」を絶対に絶対に受けてください!
千葉県では 老舗の大手「Vもぎ」や、千葉の入試に特化した「Sもぎ」といった会場模擬テストが充実しています。
模試を受けると、偏差値はもちろん志望校の判定も細かく出ますし、テスト結果から示される“現状の弱点”も浮き彫りにされるので、私たち家庭教師もニガテ克服や志望校のアドバイスに大いに役立たせていただいています。
VもぎとSもぎは、毎年6月から開催され、受験直前の1月まで毎月実施されていますので、出来るだけ多くの回数を受けてください!
初めて受けた模試では、散々な結果を目の当たりにしてショックを受ける受験生も多いですが、模試は受ければ受けるほど実力がアップします!
3年生は、出来れば6月か7月に1回は受けてみて、8月の部活引退後は毎月受けるくらいがちょうどいいです。
自分の学力と向き合い、万全の準備をもって高校受験に挑みましょう!
高校入試のしくみを知ろう!
公立高校の入試システムは、都道府県によってその仕組みが異なります。年度によっては大きく制度が変わったり、高校や科によって、入試配点や内申点の計算方法も異なったりします。
千葉県では、前期・後期の2回型だった入試制度が、2021年度入試から1回型に変わりました。また、2024年度入試からマークシート方式が導入されるなど、さまざまな変化が見られます。
さらに、高校入学後も部活を続ける子が合格に有利になったり、内申点を2倍で計算するなど内申重視だったりと、高校や科によっては「合格しやすい」「合格しにくい」が大きく変わってくるのです。
ややこしい入試のしくみ…。ですが、
入試のしくみを知らないまま、志望校を決めてしまうのは超危険!
偏差値だけではなく、自分の行きたい高校の学校検査の内容やその配点、内申重視か学力重視かなどをしっかりと調べ、志望校選びに後悔しないように、入試のしくみを知っておきましょう。
志望校を決めよう!
志望校選びは将来にかかわる重大な決断です。
入試のしくみを知るのと同時に、具体的な志望校をいくつかピックアップしておきましょう。
中3の1年間は「あっという間」に過ぎてしまいます。
「もっとやっておけば…」こんな後悔をしないためにも、少しでも早い段階で志望校を意識していくことが、お子さんのモチベーションアップにもつながります。
「志望校ってどうやって決めるの…」
「どんな高校があるかわからない…」
そんな方は、中学生必見!志望校の決め方編をご覧になってください。
お子さんにとってピッタリの志望校を見つけることが合格への第一歩です!!
中3の教科別学習ポイント
中学3年生の英語
中1、中2のときの英語はどうでしたか?
be動詞・一般動詞・疑問文・否定文・三単現のS・助動詞・進行形・過去形・未来形・比較級・最上級・不定詞・動名詞など…、
たくさんの英文法を習ってきました。
中1・中2の英語があやふやな子は、今すぐ中1英語と中2英語の学習ポイントをチェックしてください!今までのワークを引っ張り出して、早いうちにやり直し総復習をやってください!
英語はモロに積み重ねの教科…
中学3年生の英語では、中1・中2で勉強した英単語や英文法の基礎をもとに、さまざまな表現方法を学習していきます。学習単元の種類は1・2年生の頃と比べて少なめですが、かなり深い内容を学習していくので、1つ1つ確実に理解を深めていきましょう。
高校入試を意識していく上でも、常に前の学年で習った内容を確認しながら新しい単元を進めていくことが重要ですよ!
中3の英文法で特にヤバイのは…
現在完了と関係代名詞
これらの文法は中学英語の中でも最難関ですし、高校入試でも必ず出題されます…。長文問題の中にもバンバン出てきますよ!
中3英語をもっと詳しく知りたい!
>>受け身・現在完了・関係代名詞
中学3年生の数学
中学数学の集大成!中3数学
中2までの数学はいかがでしたか?
一次方程式や連立方程式、一次関数や図形の証明などの取りこぼしがあると、中3数学は立ち行かなくなってしまいます。
「なんとなく…」
では前に進めなくなるのが中3数学なのです。
新しい単元を学習していく上では、今まで学習してきた基礎で取りこぼしがあるところをひとつひとつ確実なものにしていきながら進めていくのが肝心。
中3の数学では、平方根、因数分解、二次方程式、二次関数、三平方の定理…など、単元の名前だけ見ても吐きそうなくらい難しそうなモノが続々と出てきます。
定期テスト対策や高校入試対策において、中3の数学は避けては通れない道ですので、基礎との併用を意識しながら前へ進んでいきましょう!
中3数学をもっと詳しく知りたい!
>>多項式・平方根・因数分解・二次方程式
中学3年生の国語
”受験国語”を身につけよう!
長文読解や古文漢文、複雑な文法や課題作文など、中3の国語では高校受験を意識した取り組み方が必須となります。
定期テスト対策だけなら、教科書の本文やワークを中心に丸暗記するくらい何度も読み込み、予想問題を解きまくれば何とかなります…。
しかし高校入試の国語では初めて見る長文問題が出てくるので、日ごろから教科書以外のさまざまな長文問題を解く習慣をつけなければなりません。
「国語はセンスだから…」
「時間がかかる教科って聞いた…」
こんな風にあきらめがちなお子さんも多く見てきましたが、“受験国語”は正しい読み取り方やテストの受け方を身につければ点数は上がりますよ!
漢字や古典、文法など暗記要素の強い単元では繰り返しの練習で点数アップが見込めますし、現代文の文章読解は本文の中の答えを見つけ出す作業ですので、心情の変化や重要キーワードの見つけ方がわかるようになれば、簡単に答えを探し出すことが出来るようになるのです。
中3生は“受験国語”を身につけてください!
中3国語をもっと詳しく知りたい!
>>中3国語「本文の読み取り方」
中学3年生の理科
2年生のときの理科はどうでしたか?
「化学式を見ると頭がイタイ…」
「電流の計算に嫌気がする…」
理科が苦手なお子さんからは、こんな悲痛な声をよくお聞きします。
『1分野』では、中2で学習した”化学変化”がさらにパワーアップし、電解質・非電解質・イオンなど、暗記の増大とさらなる理解力が求められてきます。
さらに!“運動とエネルギー”では作図や平均速度の計算、力学的エネルギー保存の法則の計算など、とってもややこしい単元が出てきます…。
『2分野』では、生物の成長や遺伝子などや、太陽・星・月・惑星の動きや見え方などを学習していきます。星や月ってワクワクしませんか?でも結構ムズカシイですよ…。
中3理科も「1分野」がヤバイ…
”イオン”は、電気分解・電池・酸・アルカリの全ての単元で登場するとっても大事な考え方。
”運動とエネルギー”では「位置エネルギー」や「運動エネルギー」を学習し、ここでは1分野特有の”計算問題”が多く出てきます。
多くの中3生がニガテとする分野ですが、基礎からの積み上げで点数アップを勝ち取りましょう!
中3理科をもっと詳しく知りたい!
>>差が付く!中3理科をもっと詳しく!
中学3年生の社会
公民が登場する中3社会
中1、中2では「地理と歴史」を習いましたね。
中3では新しい分野の「公民」が登場します。
公民は、私たちの日々の暮らしに最も直結する分野で、テレビやインターネットのニュースとかでバシバシ語句が出てきます!
国会、内閣、裁判所…、
経済、景気、選挙、外交…、
日本国憲法、天皇、国民主権…、
最近では憲法改正や9条問題…
どれもよく聞く語句ではないでしょうか。
地理や歴史に比べると学習範囲も暗記量も少ないのですが、暗記だけではなく、考えて理解すべきことがたくさんあるのが「公民」です。
さらに公民は「資料の問題」がたくさん出てくるので、資料を読み解いてそこから答えを導き出す力が試されていきます。
つまり・・・
ただ暗記するだけの学習方法では公民は歯が立たなくなってしまうのです。
できるだけ、政治や経済、日本国憲法などに興味を持って、身近なニュースなどに結びつけながら、“頭で考えながら覚える”といった学習方法が公民分野では効果的ですよ!
中3社会をもっと詳しく知りたい!
>>中3社会(公民)の学習ポイント
中学3年生はどの教科も学習範囲も難易度も一気に上がります。
部活や学校行事も忙しい中、高校受験も視野に入れた幅広い勉強を強いられて、今まで以上にストレスを感じてしまう中学3年生のお子さんも多いのではないでしょうか?
「気づいたら高校受験…」
「もっと早くやっていけばよかった…」
こんな後悔をしないためにも、今すぐ成績アップの第一歩を踏み出してみませんか?
家庭教師のジャニアスでは、千葉県の中学3年生のお子さんを対象に、無料の体験授業で成績が上がる勉強のやり方をていねいに教えています!
もちろん、体験授業を受けていただいたからといって、ご入会への無理な勧誘は一切ありませんのでご安心ください。
体験授業でお会いできることをスタッフ一同、楽しみにしています。
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