中学受験は「一志」がアツイ!?
千葉県の中学受験情報
12月の勝者 にはなれるかも!
千葉県にお住いの小学生の親御さんへ
近年では、中学受験が大人気となっています。
多くの小学生は地元の公立中学に進学しますが、ここ数年では私立中学への受験をお考えのご家庭が増えており、私たちジャニアスにもたくさんのお問い合わせをいただいております。
かつての中学受験と言えば、成績トップクラスの学力優秀な子供が、難関有名私立中学を目指して、毎日夜遅くまで進学塾に通い、家族が一致団結して合格を目指す…。
なんてイメージをお持ちの方もいらっしゃると思いますが、ここ最近では、気軽な気持ちで中学受験を考えていらっしゃるご家庭が増えており、特にここ千葉県においては、中学入試が身近なモノになっているのです。
『一志入試』という言葉をご存知ですか?
千葉県の中学入試特有のシステムと言ってもいいほど、千葉県の私立中学では多くの学校が一志入試を取り入れています。
一志(いっし)入試とは、第一志望入試のことで「専願」や「推薦入試」とも呼ばれます。「合格したら必ず入学する」という誓約書を提出しますので、他校を第一志望とする「すべり止め」や、本命受験の「練習」などの目的では、一志入試を受験することはできません。
もちろん一志入試は、全ての私立中学で実施されている訳ではありません。
難関校と呼ばれる一部の私立中学では実施されず、そのような上位校を目指すお子さんは、小学4年生の春から中学受験専門の進学塾に通うなど、徹底した受験勉強を行う必要があります。
しかし、
「うちの子は難関校はムリだけど、中高一貫教育を受けさせたい」
「過酷な受験勉強まではさせたくないけど私立中学に行かせたい」
このようなお考えでしたら、一志入試による合格を目指すのがオススメ。
このページでは、千葉県にお住まいの小学生をお持ちのご家庭に向けて、私立中学入試の「一志入試」についてご紹介させていただきます。
このページではこれらすべてを「一志入試」という言葉に統一して紹介させていただきます。
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\ 私立中学の一志入試 /
一志入試を実施する千葉県の私立中学
千葉県にある中学入試で「一志入試」を行っている私立中学を紹介します。
2023年度入試では、千葉県にある私立中学の25校のうち19校が一志入試を実施し、2024年度入試も同様となっています。
一志入試を実施している19校
千葉県にある私立中学で、一志入試を実施しているのは次の19校です。
■ 国府台女子中学部
■ 八千代松陰中学
■ 昭和学院中学
■ 東海大浦安中等部
■ 秀明八千代中学
■ 志学館中等部
■ 翔凛中学
■ 千葉明徳中学
■ 流通経済大学柏中学
■ 千葉日大第一中学
■ 日出学園中学
■ 和洋国府台女子中学
■ 光英VERITAS中学
■ 西武台千葉中学
■ 二松学舎大学柏中学
■ 暁星国際中学
■ 三育学院中学
※2024年度入試
上記の一覧を見ていただくと、千葉県では多くの私立中学で一志入試が実施されていることがお分かりになると思います。
一志入試を行っていない6校
次の6校は、一志入試を行っていません。
一般入試のみの受験となります。
■ 昭和学院秀英中学
■ 専修大学松戸中学
■ 芝浦工大柏中学
■ 麗澤中学
※2024年度入試
一志入試なしの「6校」は難関校ばかりですね。
これらの中学合格を勝ち取るには、相当な勉強量が必要です。
2020年度入試では東邦中学が一志入試を取り入れ、2021年度入試では昭和学院秀英中学が一志入試を取りやめました。
今後も一志入試を始めたり取り止めたりする中学もあるかもしれませんので、最新情報は各中学校のホームページなどでチェックしてくださいね。
\ 私立中学の一志入試 /
一志入試は一般入試よりも合格しやすい
一志入試での合格者は、必ずその中学に入学しなければなりませんので、中学校側から見ますと、確実に入学が見込める入試システムです。
受験生側から見ますと、一志入試にはお試し受験やすべり止めの受験者層がいないので、一般入試の受験者層よりも偏差値が低めの傾向があります。
つまり、
一志入試は一般入試に比べて合格しやすい
ということが言えますね。
とは言っても、高校入試の推薦入試ほど合格しやすいというわけではありません。私立高校の推薦入試は、内申点や欠席日数の基準など高校や学科ごとに定められている「推薦基準」に満たしている受験生のみが推薦をもらえるという仕組みですので、推薦での受験生は、よほどのことがない限り合格ができています。
しかし私立中学の一志入試は、第一志望入試や推薦入試と名乗っていたとしても、推薦基準などは設けられていませんので、一志入試=合格というわけではありません。
あくまで当日の入試テスト(筆記試験)の得点で合否が決まります。
それでも私立中学の一志入試は、一般入試に比べて受験者層の偏差値が全体的に低めであることから、第一志望校が一志入試を行っているのでいるのであれば積極的にチャレンジしていきましょう!
\ 私立中学の一志入試 /
一志入試はこんな子にオススメ
冒頭でもお話したように、中学受験と言えば、成績トップクラスの学力優秀なお子さんが、難関私立中学を目指して、毎日夜遅くまで進学塾に通い、家族総出で合格を目指す…。
このようなイメージをお持ちの方も多いと思いますし、難関私立中学の合格を目指す小学生のお子さんたちは、まさにその通りの受験勉強を毎日頑張っています。
千葉県でしたら、渋谷幕張、市川、昭和秀英、芝柏、専大松戸、麗澤の中学では、一志入試を行っていませんので、一般入試のみでの受験となります。
(※2024年度入試)
上記以外の千葉県の私立中学を第一志望とする場合は、少しでも合格の可能性が高い『一志入試』がオススメです。
一志入試がオススメのケース
- 第一志望の私立中学が”一志入試”を実施している
- 地元の公立中学の評判が悪いから私立中に進学させたい
- 過酷な受験勉強はムリ!でも面倒見の良い私立中に行かせたい
- 学校に苦手なお友達がいて…。できれば違う中学に行かせたい
- 勉強は好きじゃないけど、中高一貫の教育を受けさせたい
- いじめにあって不登校に…。中学から環境を変えて頑張りたい
お子さんが、都内の難関校や、渋幕や市川、秀英などを目指しているのであれば、一志による受験は出来ませんが、上に挙げたオススメ例に当てはまるのであれば、一志入試がオススメです。
\ 私立中学の一志入試 /
一志入試の倍率ってどれくらい?
ここでは、一志入試と一般入試の『倍率』について見ていきます。
令和3年度入試までは、一志入試の倍率は全体的に低かったのですが、近年では私立人気の影響もあって、一般入試と同じくらいの倍率となっています。
■ 一志入試と一般入試の倍率比較
中学校名 | 一志入試 | 一般入試 |
---|---|---|
東邦大付属東邦 | 14.30倍 | 2.61倍 |
成田高校付属 | 2.78倍 | 2.28倍 |
国府台女子 | 2.04倍 | 1.65倍 |
千葉日大第一 | 2.48倍 | 2.06倍 |
八千代松陰 | 2.59倍 | 1.74倍 |
日出学園 | 1.67倍 | 1.90倍 |
昭和学院 | 3.10倍 | 3.21倍 |
和洋国府台女子 | 1.35倍 | 1.31倍 |
東海大浦安 | 1.38倍 | 2.03倍 |
光英VERITAS | 1.49倍 | 1.75倍 |
秀明八千代 | 1.48倍 | 1.46倍 |
西武台千葉 | 1.03倍 | 3.38倍 |
志学館 | 1.04倍 | 1.18倍 |
二松学舎大柏 | 1.10倍 | 1.41倍 |
翔凜 | 1.11倍 | 1.00倍 |
暁星国際 | 1.05倍 | 1.00倍 |
千葉明徳 | 1.37倍 | 1.30倍 |
流通経済大柏 | 1.47倍 | 1.86倍 |
三育学院 | 不明 | 不明 |
※2023年度入試の男女合わせた実質倍率です。
【一志入試の倍率について】
男女合わせた受験者数÷合格者数での実質倍率を掲載しています。実際には男女別で倍率は異なります。
【一般入試の倍率について】
男女合わせた受験者数に加え、全ての入試区分(2科入試や4科入試、第1回・第2回などの複数回など)の総合計受験者数÷総合格者数での実質倍率を掲載しています。実際には男女別や入試区分によって倍率は異なります。
一志の倍率は年々上がってきています。
東邦、成田、国府台女子、千葉日大第一、八千代松陰、昭和学院なんかは、2倍以上の高い倍率となっていますね。
とくに、東邦中学の「14.3倍」ってヤバいですね。
東邦中学は一志入試を行った中学の中で最も偏差値の高い難関校とは言え、突出した超高倍率ですね。
かつての一志入試は志願倍率が低めでしたが、このように高倍率の中学もありますし、一志入試の方が倍率が高めの中学もあります。今後も中学入試は全体的に倍率が上がっていく傾向が予測できますので注意してください。
\ 私立中学の一志入試 /
一志入試の試験科目って?
中学によって異なりますが、一志入試の試験科目はほとんどが「2教科」か「4教科」となっています。
2教科は「国・算」がほとんど。
4教科は「国・算・理・社」です。
2科と4科で選択できるケースもあります。
また、2020年度から始まった新しい学習指導要領によって、小学校でも「英語」が教科として本格的に始まったことから、中学受験でも英語を取り入れる学校が増えてきました。
■ 英語が試験科目となっている例
昭和学院中学
「国・算・英」から2科選択
和洋国府台女子中学
「国・算」又は「国・算・英」の選択
秀明八千代中学
「国・算・英」から2科選択
西武台千葉中学
「国・算」又は「国・算+(理・社・英)」の選択
二松学舎大学柏中学
「作文・算・英」から2科選択
暁星国際中学
「算・国」又は「英・算」の選択
このように多くの中学校で「英語」を試験科目に取り入れていますが、全てが選択科目となっているので、高校入試のように必修科目ではありませんね。
いずれは「英語」も中学入試の必修科目になるかもしれませんね。
また、一志入試ではほとんどの中学で「面接」があります。一志入試で面接のない中学校は、国府台女子中学、東邦中学、成田付属中学の3校だけ。
このことからも、面接対策は必須ですね。
\ 私立中学の一志入試 /
一志入試用の受験対策ってあるの?
私立中学を「一般入試」で受ける場合は、上位校になればなるほど学力優秀なライバルが増え、相当な勉強時間・受験対策が必須となっていきます。
お友達と遊ぶ時間を削り、大手の中学受験専門の塾に通い、大量の宿題を毎日夜遅くまでこなしていかなければなりません。過去問も何度も解き、出題傾向を掴み、得点力を高める解法テクニックを身に付け、過酷な受験勉強を経て合格点を目指します。
一般入試に対して「一志入試」は、それほど過酷な受験勉強をしなくても合格しやすい入試です。数年前までは、志願者が全員合格となる中学も数多く見られ、上位校を目指していない受験生にとっては、お買い得感のある入試システムでした。
しかし、以前までは一志入試で受験者全員が合格出来ていた私立中学でも、近年の私立人気上昇により不合格者も増えてきています。過去問を何度も解いて、問題の傾向を掴み、正しく受験対策を行う必要があります。
中学にもよりますが、一志入試の入試問題は一般入試に比べて簡単な傾向にあり、難しい応用問題はほとんど出さず、教科書レベルの基礎問題を中心に出題される中学もあります。
一志入試の受験対策としては、
・教科書の内容をしっかり理解する
・過去問をたくさん解いて出題傾向を掴む
この2点がとても大切です。
しかし、一志入試は過去問を公表していない中学もあり、入試問題の傾向や難易度がわからないというケースもあります。
一志入試の過去問がない中学を目指す場合は、一般入試用の過去問を解いて下さい。一般入試の問題よりも少し低めの難易度となりますので、例えば、一般入試の問題で5割解けたら、一志入試では7割くらい解けるという感じです。
また、各中学の入試説明会では、入試問題の傾向を詳しく教えてくれます。過去問そのものが入手できずとも、入試説明会への参加で合格の可能性がグッと高まりますよ。
※一志入試でも、東邦・成田・国府台女子などの上位校は中学受験専門の大手進学塾に通うなどの対策が必要となります。
\ 私立中学の一志入試 /
通知表や欠席日数は合否に関係する?
一志入試は、通知表のコピーの提出が必要な中学がほとんど。通知表を見られるということは、成績が悪かったり、欠席日数が多かったりすると、合否の判定で不利になってしまうと思いますよね。
高校入試の単願推薦や併願推薦では、中学校の内申書により推薦基準を満たした受験生でないと推薦そのものがもらえません。
しかし中学入試においては、
小学校の成績や欠席日数などによって一志入試が受けられなかったり、それだけで不合格になることはほとんどありません。
あくまで入試得点によって合否が決まります。
ただし、欠席日数があまりにも多い場合は、面接でその理由を聞かれます。
欠席が多いことに対しての正当な理由(いじめや病気・体調不良など)があり、中学入学後はちゃんと通うという強い意志を伝えることが出来れば問題はありませんが、“サボり”による欠席が多いようでしたら合格は難しくなります。
また、入試得点で合否ギリギリの場合は、欠席日数により不合格判定となってしまうケースもあるようです。
「小学校でいじめにあって不登校に…」
「中学からは環境を変えて頑張りたい」
そのようなお子さんでしたら、たとえ小学校で欠席日数が多くとも、それによって不合格になることはほぼありません。
安心して受験勉強に励みましょう!
最後までお読みいただきありがとうございます。
ここ最近では、小学生をお持ちの親御さんから「中学受験」についてのお問い合わせが増えてきました。
その中でも特に多いのが、難関校や上位校を目指したいというのではなく、楽しく勉強をさせて中堅レベルの私立中学に合格させたいというご相談です。
私立は公立に比べて、“面倒見の良さ”や“施設の充実さ”“中高一貫教育の効率性”など、魅力的なところがたくさんありますし、近年のコロナ禍において、オンライン授業の充実や、その対応の速さなどから、私立の魅力が顕著に表れ出したということも私立人気に拍車がかかった要因です。
とは言っても、月に数万円~10万円もの塾代をかけ、お友達と遊ぶ時間を削り、毎日夜遅くまで受験勉強…、そこまではしたくない・させたくないという思いから、少し気軽な気持ちで私立受験をお考えの方が増えているのです。
「充実した中高一貫教育を受けさせたい」
「高校受験では苦労をさせたくない」
「地域の公立中学の評判が悪くて…」
このようなお考えから、中学受験をされるご家庭が増えている中で、千葉県にお住いの方にぜひ知っておいてほしいのが『一志入試』です。
一志入試は比較的合格しやすい入試システム。
教科書レベルの基礎を理解し、授業に合わせた予習復習のやり方を身に付け、志望校の過去問題で対策していけば、専門の進学塾などに通わなくても合格できているお子さんがたくさんいます。
※東邦中学など例外もありますが…
志望校が難関中学ではないお子さんにとっては、
まさに、私たちの「ジャニアス流・勉強法」がピッタリです!
家庭教師のジャニアスでは、お子さんが1人の時の勉強のやり方や、志望校の問題レベルに合わせた勉強法を、無料の体験授業でアドバイスさせていただいています。
千葉県にお住まいで、一志入試による中学受験をお考えの小学生をお持ちの親御さん。今すぐお気軽に体験授業を受けてみてはいかがでしょうか?
もちろん体験授業を受けていただいたからと言って、無理な勧誘は一切ありませんので、どうぞお気軽に試してみて下さいね。
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