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WISC(ウィスク)って何?
受けた後の活用方法は?

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「WISCを受けたけど結果を見て不安…」
「WISCって何なのかよくわからない…」

このページでは、WISC(ウィスク)とは何なのか、受けた後の結果をどのように活用すればいいかなどを解説していきます。

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WISC(ウィスク)って何?

このページをご覧になっていただいている方は、すでに「ウィスク」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。

皆さんがよく聞く「WISC(ウィスク)」というのは、その多くが「WISC-Ⅳ(ウィスクフォー)」のこと指し、世界各地で使用されている児童用の知能検査です。

WISC-Ⅳの検査では、検査官がお子さんに10~15の課題を出し、その結果によって4つの項目でお子さんの得意と不得意を判断してくれます。

また、総合的なIQも出ますので、同じくらいの年齢の子供たちの中で、どのあたりに位置するのかがわかります。ちなみに「IQ100」が平均となります。

4つの項目と総合的なIQ。
つまり、数値は5つ出るということです。

この結果は、あくまでお子さんの得意不得意を把握するためのもの。なので、WISCの結果だけでもって発達障害の診断ができるわけではありません。
(診断の参考には使われます。)

■ WISC-Ⅳの4つの項目とはコレ。

  • VCI(言語理解指標)
  • PRI(知覚推理指標)
  • WMI(ワーキングメモリ指標)
  • PSI(処理速度指標)

では、それぞれの項目から、どのようなことがわかるのかをお話しします。


VCI(言語理解指標)とは?

VCI(言語理解指標)とは文字通り、言葉がどのくらい理解できどのくらい使えるのかを表した数値になります。

実際の検査では、りんごとみかんなら「果物」と答えさせるような二つの単語の共通点を見つけさせたり、会話の中から口頭で受け答えができる能力があるのかを調べたりします。

➡ VCIが低い場合

相手が言っていることが理解できなかったり、言葉を使って自分の考えを伝えること苦手だったりするお子さんが多いです。

勉強に関して言えば、教科書や板書を読んで理解したり、先生の説明を聞いて理解することがなかなかできなかったりします。


PRI(知覚推理指標)とは?

PRI(知覚推理指標)とは、言語を使わない推理力・思考力、図を読む能力・空間認知などを示す指標です。

複数の絵を見ながら仲間を選んでいく課題や、図形をはめ込むパズルのような課題で見られます。

➡ PRIが低い場合

図形やグラフなどの問題が苦手なお子さんが多いです。テストまでの期間の勉強計画を立てて、それをこなしていくことも苦手だったりします。中には漢字が苦手な子もいます。

空間を把握するのが苦手で、頭の中で立体を切り開いて展開したり、相手と自分の距離感がうまく掴めなかったりします。


WMI(ワーキングメモリ指標)とは?

ある情報を保持しながら別のことを処理する能力を「ワーキングメモリ」と言われます。

パソコンでも「メモリ」という言葉が使われますが、これは一台のパソコンで、どのくらい色んな作業を並行してできるか?という能力です。メモリが大きければ色んなウィンドウを開いて並行して作業を進めていくことができますが、メモリが低いとパソコンの動きが遅くなったり、場合によってはフリーズしたりします。

これと似たようなことが、人間の脳にも言えるということですね。

➡ WMIが低い場合

二つ以上の作業を同時に行うのが苦手です。宿題などやらなければいけないことをいつの間にか忘れてしまい、他のことに没頭してしまったりします。

また「手を洗ってからご飯食べちゃって。その後明日の準備しておきなさいよ」など、複数の指示を出されると、後半の指示は忘れてしまうことが多いです。


PSI(処理速度指標)とは?

処理速度とは作業スピードのことです。
ワーキングメモリと近いように思われる方もいらっしゃいますが、こちらは「単純作業のスピード」と考えてもらうといいかもしれません。

➡ PSIが低い場合

黒板の書き写しや、漢字練習、計算問題など、似たような作業がずっと続くもののスピードが遅く、やっていると疲れやすい傾向にあります。

外から見ると「丁寧にやりすぎているのかな?」と感じられてしまうので、「雑でもいいから早くやっちゃおう!」などと指示を出してしまいがちですが、言われたお子さんはプレッシャーを感じて焦るだけで、うまくペースアップができません。



よく、「WISCの数値が低くてうちの子は発達障害があるみたい」というご連絡をいただくことがありますが、 WISCの数値は発達障害を確定させるものではありません。

あくまで、お子さんが苦手なことと得意なことを把握することで、今後の勉強や生活をより良くするために使うものだと思って下さい。

4項目の中で一番低かった値が、お子さんが一番苦手とするところです。

家庭教師のジャニアスでは、お子さんの苦手を得意な能力でカバーできるように工夫しながら指導することを心がけています。





WISCの活用方法とは?

WISC-Ⅳの結果を見て、不安が大きくなっただけでどのように対処していいかわからないというお声をよくいただきます。

家庭教師のジャニアスでは、WISC-Ⅳで得られた数値を活用して、お子さんの勉強に対する苦痛を減らしていく工夫をしていきます。

実際にどんな工夫をしているのか、例を見てみましょう。


VCIが低いお子さんの指導例

VCI(言語理解指標)が低いお子さんの場合、言葉での説明を聞くことが苦手だったり、文章を読み取るのが苦手だったりします。

そこで、文章ではないモノに変換してあげることが重要になります。

文章問題であれば、図や式に変換してあげます。つまり、VCIの要素をPRI(知覚推理指標)でカバーするのです。

また、同じパターンの文章問題を繰り返し解かせながら慣れさせてしまうという手もあります。これはPSI(処理速度指標)でカバーするということです。


PRIが低いお子さんの指導例

PRI(知覚推理指標)が低いお子さんの場合、図形の問題が苦手だったり、計画表を作って先の見通しを立てて勉強することが苦手だったりします。

苦手な図形問題を無理やりやらせてしまうと、さらに嫌になってしまう可能性もあるので、嫌にならないように取り組ませてあげることが大切になります。

図形の問題をやるときは、しんどくなってきたかな?というタイミングで、理科や社会などの知識系の勉強に切り替えて気分転換をさせています。楽になってきたかな?というタイミングで、再び図形問題に戻るのです
これは、WMI(ワーキングメモリ指標)でカバーですね。

また、図形とひたすらニラみ合うのではなく、角度や長さなどの情報をどんどん数字で書き込んであげると、少し解くのが楽になるお子さんもいます。
少しVCI(言語理解指標)の要素に寄せるということです。

また、紙の上での図形だけではなくて、三角形の問題なら実際の三角定規を手に持ってもらいながら考えるなど、より具現化したものでイメージさせると理解が深めやすいです。


WMIが低いお子さんの指導例

WMI(ワーキングメモリ指標)が低いお子さんの場合、複数の作業を同時に行うことが苦手です。

「グラフに情報を書き込んでから、関数の式を求めて、その後に連立方程式を使って交点を求める」のような、複数の作業が一つの問題に入っているものは非常に苦手です。

ワーキングメモリは鍛えることもできますが、苦手なものの特訓ばかりやっていると疲れてしまうので、得意なところも伸ばしながら鍛えるようにしています。

複数の情報処理が苦手なので、勉強をするときは周りの環境の情報量を減らすように気をつけます。机の向こう側にテレビや窓の景色など情報が入ってくる場所は勉強に向きません。

なるべく無地の壁に向かって座り、無地の机で勉強を行うようにし、机に向かうことに集中できる環境を整えるようにしています。単一の作業に集中することで、PSI(処理速度指標)の要素でカバーすることができます。


PSIが低いお子さんの指導例

PSI(処理速度指標)が低いお子さんの場合、計算や漢字練習など単純作業のスピードが遅いだけではなく、やればやるほど疲れてしまって効率が落ちてしまう傾向があります。

このため、同じことをやり続けるのではなく、短時間で勉強内容を切り替えながら教えるようにしています。これはWMI(ワーキングメモリ指標)の要素でカバーです。

特に苦手な作業の後には「5分だけ休もうか」などのご褒美があると効果的です。

また「いつまで計算問題やるのだろう…」ということが気になってしまうと、さらに勉強効率が落ちてしまいますので「5問やったら終わり」など、すぐ先に見えるゴールを用意してあげるようにしています。

「5時15分まで計算やろう!」というように、時間を設定してあげてもいいのですが、近くに時計がある場合は時計ばっかり見てしまうことにも繋がるので注意です。




私たちが親身になって、
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他にもこんな検査も…

ウィスクの他にもさまざまな検査があります。
ここでは「K-ABC」「田中ビネー知能検査」を簡単にご紹介します。


K-ABCとは?

K-ABCも知能検査の種類のひとつ。
現在は改訂版の「KABC-Ⅱ」の日本版が主に使われており、口頭試問が中心の検査で、対象年齢が2歳半~18歳11ヵ月と広く検査できるのが特徴です。

評価項目がが多く、能力不足なのか、経験不足なのかを判断するときに利用されます。

KABC-Ⅱには8つの評価項目があります。
大きく分けると「認知尺度」「習得尺度」というものに分かれます。

認知尺度は能力値、習得尺度は経験値、
・・・という感じです。

認知尺度では、
・継次尺度(物事を順番に覚えられるか)
・同時尺度(物事を同時に捉えられるか)
・計画尺度(欠けてる物を想像して埋められるか)
・学習尺度(今日初めて見たものを覚えられるか)
といったことが見られます。

習得尺度では、
読み、書き、語彙、算数、
・・・の能力を見られます。

上記の評価項目は、カウフマンモデルというもので、CHCモデルという見方もあり、この場合は評価項目は7つです。

・長期記憶と検査尺度
・短期記憶尺度
・視覚処理尺度
・流動性推理尺度
・結晶製能力尺度
・量的知識尺度
・読み書き尺度

このように検査結果を多角的に見ることができるのも、KABC-Ⅱの特徴です。


田中ビネー知能検査

他にも日本では「田中ビネー知能検査Ⅴ」というものも利用されています。

そもそも、知能検査の起源は、1905年にフランスのビネーが、学校に通う子どもたちが、授業を理解できるかテストするための道具として開発した検査だと言われています。

これを日本人向けにアレンジしたものが、田中ビネー知能検査です。

WISCやK-ABCに比べるとクラシックな知能検査ではありますが、改良を繰り返し、現在用いられているのは「田中ビネー知能検査Ⅴ(ファイブ)」です。

検査では、
・空間や立体を把握する能力
・理解や判断の速さ
・記憶力
・言葉や文字の理解
・喋りの流暢さ
・規則性や原理を理解する力
・計算力
をテストし、それらの要素の総合力をIQとして算出します。

また、WISCやK-ABCでのIQは「偏差IQ」と言って同年代の子たちのテストの得点分布の中でどのあたりにいるかを示す指標であるのに対し、田中ビネー式では「比率IQ」というもの算出します。

検査結果の「比率IQ」から精神年齢を出し、実年齢と比べて算出されます。

このように、検査方法によって結果は大きく異なりますので、結果の見方がよくわからないと不安は大きくなりますよね。

ジャニアスの体験授業では、知能検査の結果を受けて勉強法のアドバイスも行なっています。どうぞお気軽にお問い合わせをいただければ嬉しいです。




いかがでしたか?

家庭教師のジャニアスでは、WISCなどのデータを活用し、工夫しながらお子さんに合った指導を行っていくことを意識しています。

ただ、同じVCIが低いお子さんでも、教科書を読むのが苦手な子もいれば、会話が苦手な子もいます。数値が似た子に同じ教え方をすればいいわけではなく、その子の性格に合わせた指導が大切になります。

WISCの結果を見て不安を感じた方は、まずはジャニアスで気軽に体験授業を受けてみてください。お子さんに合わせた勉強方法の提案と、家庭教師の先生に教えてもらうなら、どのようなタイプの先生が合うのかをお伝えすることができます。

相性ピッタリの先生と楽しく勉強をしながら、自分の強みを伸ばしていくことができれば、苦手意識を感じていた勉強も少し身近に感じることができます。お子さんが進んで机に向かっている姿を一緒に見てみませんか?


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