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私立中学(中高一貫校)からの高校受験|家庭教師の実例をご紹介!
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私立中学からの高校受験

ここ最近では、私立中学(中高一貫校)から附属の高校へ上がらず(上がれず)に、新たに高校受験をしたいというご家庭からのお問い合わせが急増しています。

「公立中への転校をすすめられた…」
「内部進学ができないと言われた…」

このような切実なご相談です。

高校受験がなく、内部進学できるのが中高一貫校のメリット。
必死に中学受験を乗り越えて中高一貫校に入学できたのに、なぜ外部の高校を受験するのでしょうか。

このページでは、私立中学のどのようなお子さんが内部進学ができずに高校受験に向けて勉強しているのかを、家庭教師のジャニアスの実例をもとにお話していこうと思います。

ジャニアスは千葉県専門の家庭教師センターですので、ここでは千葉県の高校受験をお考えのご家庭に向けて解説させていただきます。

こんなページも見られています!
>>千葉県公立高校入試のしくみ
>>私立高校入試のしくみ

私立中学から高校受験をする理由

私立中学から高校受験をする理由として、
大きく分けて、次の4つが挙げられます。

  • 成績が悪くて附属高校に上がれない
  • 学習ペースが早すぎて授業が辛い
  • 学校の教育方針に馴染めない
  • 不登校で出席日数が足りない

成績が悪くて附属高校に上がれない

テストの点数が悪い…

いくら中高一貫校といえども、勉強をサボり続けてしまい、成績が悪すぎると、附属の高校に内部進学で上がることができなくなってしまいます。

実は、私立中学には「留年」があります。
公立中学の場合は、どれだけ成績が悪くても進級・卒業ができますが、私立の中学校では成績があまりにも悪くて進級や卒業に問題があると判断されてしまうと「留年」となってしまうのです。

しかし、もう一度同じ学年で学校に通い続けるのは辛い…という理由で、留年をせずに地域の公立中学校に転校するケースがほとんどです。

学習ペースが早すぎて授業が辛い

中高一貫校では、中学・高校の6年間分の勉強を5年間で終わらせ、残りの1年間を大学受験に向けての勉強に充てるという学校がほとんど。

全然わかんない…

また、学校の評判を高めるために進学実績にもこだわりますので、難関大学への合格者数を増やすために、先生たちは生徒の学力向上に必死になります。

そのため、授業の進行ペースがとても早く、大量の宿題や頻繁に行われる小テストなどで、生徒たちにしっかり勉強をすることを求めます。

そんな中高一貫教育の学習ペースについていけずに、苦労しているお子さんもたくさんいるのです。

「毎日泣きながら大量の宿題をやっている…」
「このまま苦しみ続けるのはあまりに辛い…」

このような状況から、公立中学への転校や、他の高校の受験を考えたいというお母さんもいらっしゃいました。

学校の教育方針に馴染めない

画一的な公立中学と違い、私立中学は学校ごとに教育方針が異なります。

国際社会に精通できる人材育成のために英語力を高めている学校や、礼儀作法を重んじる教育に力を入れている学校、宗教の教えを取り入れた人間教育の育成を目指す学校など教育方針はさまざま。

もしも、お子さんの性格と学校の教育方針が合わなかったら、これほど辛い学校生活はありません。

中学受験は学校の偏差値だけで決めるのではなく、その学校の特色や教育方針を事前に調べておくことが大切。

中学受験をお考えの方は、入試説明会や学校見学などに積極的に参加をして、お子さんにとって相性が合う学校であるかをしっかり見極めてくださいね。

不登校で出席日数が足りない

出席日数の不足も留年の要因です。

元々は病気やケガによって欠席が多くなり、勉強が充分にできなかった生徒が同じ学年の勉強をやり直すためにある留年制度ですが、近年では、人間関係や無気力などの理由で不登校になってしまうお子さんが増えています。

どちらにしても出席日数が足りない場合は留年が決まってしまうので、「私立中学で留年するなら公立中学に転校するほうがいい」と考えられるご家庭がほとんどです。

>>不登校の出席扱い制度をご存知ですか?

私立中学から高校受験で必要なもの

高校受験…どうしよう

私立中学(中高一貫校)のメリットである「高校受験がない」という心算で私立中学に入学したのに、あらためて高校受験をしなければいけないと言われたら、とても不安になりますよね。

しかし、ここであえて一度立ち止まって、ゆっくりと考えてみましょう。高校受験に必要なことを知り、しっかりと考えておけば、お子さんに余計な負担をかけずに乗り超えられます。

高校受験で必要なのは次の3つ

  • 内申点
  • 入試本番の点数
  • その他の点数

「そんなこと知ってるよ!」
なんて言わないでくださいね…。

中高一貫校に通っているお子さんや親御さんは、高校受験をするなんてことは考えていなかったと思いますので、ここでは少し掘り下げてお話させていただきますね。

内申点

内申点は「学校の成績」のことです。
千葉県の場合、公立高校を受験するなら中学3年間の成績の合計。私立高校の推薦を狙うのであれば中学3年生の成績が見られます。

しかし、これまでお話してきたような生徒さんの場合、残念ながらあまり良い成績は望めません。

ただ、中学校側も生徒を追い詰めたいわけではないので、事情を話して相談すれば、5段階で「3」くらいの成績は付けてくれるかもしれません。

最もダメなことは、学校と連絡を取らないこと。
例えば不登校で先生と全く連絡を取っていなければ、学校側も成績のつけようがありません。内申点がつけられなくなるのです。

親御さんは出来る限り学校と連絡を取り、先生に味方になってくれるように働きかけてください。

>>内申書ってどんなことが書かれているの?

入試本番の点数

当然ですが入試本番の点数も大事。
千葉県の公立高校であれば、5教科で500点満点の入試テストを受けることになります。

公立高校の入試問題は県が作成した統一問題。教科書レベルの問題が出題されますが、最近では公立中学の教科書の内容も難しくなっているので注意が必要です。

私立高校でも一般入試の募集枠で受験をする場合は、ほとんどが英数国の3教科(300点満点)の入試テストの点数で合否が決まります。

ただし、私立高校の場合は、合格者のほとんどの枠を推薦入試に回していることが多く、一般入試での募集定員は若干名しかありません。

推薦を行わず一般入試のみで募集している私立高校もありますが、難関校ばかりですので、当然ですが受験生全体の学力レベルが高くなります。

どのような形で受験する場合でも、過去問をたくさんやって、会場模試(ⅤもぎやSもぎ)を受けて入試テスト対策が必要です。

>>会場模試のご案内(会員サポート)

その他の点数

千葉県の公立高校入試の場合は、内申点と学力検査以外に、面接や作文、自己表現などのその他の点数でも大きく評価されることがあります。

これを「学校設定検査」といい、高校や科によって内容と配点が異なりますので、志望校ごとの対策が必要となります。

私立高校でも、英検や数検、漢検の3級以上(できれば準2級以上)を持っていれば、それだけで入試得点に加点してくれる学校もあります。

このような「その他の点数」というのは、高校側から見た「欲しい生徒像」によるもの。部活に力を入れている公立高校なら、部活による自己表現で大きく点数がもらえたり、英語に力を入れている私立高校なら、英検の準2級以上の取得で大きな加点がもらえたりします。

志望校のことをよく調べ、高校受験で問われることを知った上で、どこにどの程度、力を入れるべきかを知ることこそが合格への近道です。

>>中学生必見!志望校はこうして決めよう!

私立中学、辞めるならいつ?

「このままじゃ高校に上がれない…」
「子供が校風に合っていない…」

そんな状況から、通っている中学を辞めようとお考えになった時、
どのタイミングで公立中学に転校すればいいのかを迷われている親御さんがたくさんいらっしゃいました。

これまで通っていた中学校、受験を乗り越えて入った中学校を、ご家族の意思で辞めるのはとっても勇気がいることです。

「せっかく苦労して私立に入れたのに…」
・・・と迷われる気持ちはよくわかります。

しかし結論から言えば、辞めるなら、早いタイミングで辞めた方がいいでしょう。特に勉強面で苦労しているのであれば尚更です。

成績が取れなければ、内申を稼ぐことが難しくなります。
公立中学に転校すれば、通っていた私立中学よりも試験や課題が簡単になりますし、内申も取りやすくなるので高校入試が有利になるからです。

何よりも大きなメリットは、
「自分はこれだけできるんだ!」
という、自信の回復にもつながります。

自信を奪われたまま、つらい中学校生活を過ごし続け、その結果、高校受験も厳しいものになってしまうのは、お子さんにとってあまりにも酷すぎます。

私たち家庭教師のジャニアスでは、お子さんが過ごしやすく、その後の進路が考えやすい環境に、早めに移っていただくことをお勧めします。

家庭教師ジャニアスの実例

私たち家庭教師のジャニアスは、私立中学から高校受験を目指すお子さんたちの勉強をお手伝いさせていただいています。

ここではその実例の一部をご紹介しますね。

成績不振で内部進学を拒否されたA君

悩み苦しむ中学生

A君は私立中学の3年生。成績不振によって内部進学ができないことを中学校から言い渡されてしまい、外部の高校を受験せざるを得なくなりました。

まったく考えていなかった高校受験。
中3の秋という時期からも塾の受け入れがほとんどなく、私たちジャニアスが勉強のお手伝いをさせていただくことになりました。

A君は中1のときから成績は悪かったのですが、高校に提出する調査書では、オール3ということでまとめてもらうことができました。

中学3年間分の勉強を一気におさらいする必要があったので、受験対策用の短くまとまっている問題集を用意して全体的にやり直しをしました。

500点満点で200点も取れなかったところを、300点を超えられるところまで持っていくことができ、中堅レベルの公立高校に合格することができました。

全ての受験範囲を網羅しようとせずに、確実に点数に結びつきそうな内容からマスターしたことが、効率よく点数を上げることに繋がったのですね!

~ ジャニアスからひとこと ~

ボクも私立中学出身です!藤原まさし

私立中学であまりにも成績が悪い生徒の場合、かなり早い段階で先生から「このままだと内部進学ができないよ」と警告されます。高校進学の直前まで放っておかれることはありません。

保護者が学校に呼び出され「次の定期テストで赤点だったら転校も視野に入れてほしい」と、早い時点からイエローカードを出されるのです。

A君も中1の終わりころから何度も学校に親御さんが呼び出されていましたが、もともと楽観的な性格だったことが災いして、中3の秋に行われた内部進学テストでの結果から、ついにレッドカードを渡されてしまいました。

中3の秋の時点での「外部受験への切り替え」は、どんなお子さんでも相当しんどいです。

先生から「肩たたき」をされた時点で、このまま私立中で頑張っていくべきか、公立中への転校を考えるべきかの方向性を決断する必要があるのです。

学習進度が早くて辛すぎたBちゃん

泣きながら勉強する中学生

Bちゃんは通っていた私立中学の課題の多さと、頻繁に行われる小テスト対策の勉強に、あまりにも時間がかかっていた為、毎日泣きながら机に向かっていました。

見かねたお母さんが「ムリをしなくてもいいんだよ」と、公立中学への転校の選択肢を与え、悩んだ末に中学2年生になるタイミングで公立中学に転校しました。

転校する少し前のタイミングで家庭教師を始めることにしたBちゃん。学校が変わったことで勉強面でも心配がありましたが、家庭教師の先生と一緒に準備をしていたおかげで、ムリなく授業についていくことができました。

もともと通っていた私立中学よりも、課題(宿題)が少なく、定期テストも簡単に感じたようで、これまで失いかけていた自信を取り戻せたことが何よりも収穫でした。

学校の授業と教科書に合わせた予習復習を効率よくこなし、定期テストの点数をしっかりと取り、最終的には近くの人気公立高校に合格!

親子で喜びの涙に溢れていました。

~ ジャニアスからひとこと ~

ボクも私立中学出身です!藤原まさし

近年ではコロナ禍の影響や助成金の拡充などにより私立高校の人気も上昇。それに引っ張られるように私立中学の人気も上がり、学校側も、より評判・実績を高めていくために、授業の質を上げて生徒さんにも課題をたくさん与えているところが増えています。

また、千葉県では「一志入試」と呼ばれる推薦入試を取り入れている私立中学も多くなり、かつての中学受験に比べると入学しやすくなりました。

そのことが原因なのか、Bちゃんのように私立中学のハイレベルな授業についていけなくなってしまう子や、進学重視の校風に馴染めなくなってしまう子もたくさんいるのです。

「少しでも偏差値の高い学校に入りたい」
このようなお気持ちはよくわかりますが、やはり、入学後の学習ペースや課題の量などを認識した上で受験校を選んでいくのも大切ですね。

附属小からの進級で学力差に苦しむC君

勉強が苦手な中学生

私立小学校から附属の中学に進学したC君。
もともと勉強が得意な方ではなく、小学生のころも成績はかなり下の方でした。

中学校に上がってからは、さらに周囲との学力差が顕著に表れてしまい、ジャニアスで家庭教師を始めさせていただくことになりました。

お母さんは附属高校への内部進学を望まれていましたが、勉強に苦しむ我が子の姿を見て、子供の学力に合った別の高校を受験することも視野に入れる方向に。

幸いにもC君の中学校では、公立中学で使われている教科書を使用している教科が多く、学校の勉強を頑張ることで高校受験にも対応が可能でした。

家庭教師の指導では、教科書を中心に学校の授業に沿った予習・復習の習慣づけを大切にしながら、定期テストの点数アップを目標にしています。

学校の成績が上がり、授業についていくことができるようになれば、内部進学を叶えることができますし、周囲との学力差がなかなか埋められない状況が続けば、外部の高校受験へと舵を切る予定です。

~ ジャニアスからひとこと ~

ボクも私立中学出身です!藤原まさし

小学校受験(お受験)の場合、受験生である「園児」は字が書けない・読めないという前提がありますので、中学受験や高校受験のような教科による筆記試験はありません。

つまり、学力が未知数なのが小学校受験。
C君のように、私立小学校から中高一貫校に上がったお子さんは、授業についていけなくなってしまう子も本当に多いのです。

※逆に、小学校で学力が開花し、附属の中学校にあえて上がらず、もっと偏差値の高い別の中学を受験する子もたくさんいます。

もちろん、私立小学校でも、テストの点数が低い児童には手厚く補習をしてくれたり、基礎固め用の宿題を出してくれたりしてくれますし、それでも勉強についていけないお子さんに対しては、公立小学校への転校を勧められたりもします。

せっかく入れた私立小学校。
そして、念願の私立中学校。

ですが、どうしても学校の学力レベルに合わないと判断されたら、内部進学にこだわらずに高校受験を考えてもいいかもしれませんね。

いかがでしたか?

冒頭でもお伝えしましたが、ここ最近では、私立中学から高校受験をお考えのご家庭からのお問い合わせが増えています。

「せっかく私立中に入れたのに…」
「でも内部進学ができなそうで…」

そんな悔しい思いを抱きながらも、このまま今の中学校に通い続けるのは子供にとって辛すぎるという思いで、公立中学への転校や外部の高校受験をお考えになるのです。

一般的な高校受験と違い、中高一貫校からの高校受験は、クラスメイトからの疎外感を感じてしまったり、先生もあまり協力的ではなかったりと、非常に過酷なものになってしまっているお子さんが多いように感じます。

親御さんも誰にも相談ができなかったり、ギリギリまで一歩が踏み出せなかったりと、苦しい気持ちをお抱えの方もたくさんいらっしゃいました。

そんな時は、ぜひ、私たちジャニアスを頼っていただけませんか。

私たちは千葉県専門の家庭教師。
千葉県の高校入試に関しては、どこの家庭教師センターにも負けないほどの経験と情報量で、お子さんの成績から合格までを逆算した的確な受験勉強が組み立てられます。

ボクも私立中学出身です!藤原まさし

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