中学2年生の皆さん！
国語の勉強は大丈夫ですか？？

「長文問題がわからない…」
「古典なんか大きらい…」
「漢字を覚えるのがニガテ…」

そんな子は今すぐ、中1国語の学習ポイントをチェックしてくださいね！

中2の国語では、さらに難しい語彙（ごい）が含まれる長文文章問題や、同音異義語や同訓異字の漢字など学習レベルがアップしていきます。

さらに！中2国語では文法がとにかくややこしく、特に”自立語の活用”でつまづいてしまう中2生がとても多く見られます。

【中学2年生の国語】学習ポイント
このページでは中2国語でニガテが多くテストでもよく出る、動詞・形容詞・形容動詞をご紹介させていただきます！

こんなページも見られています！
＞＞中学2年生の勉強でお悩みの方へ

自立語の活用を覚えよう！

動詞について

動詞は、動作・作用・存在などを表し、言い切ったとき「ウ段の音」で終わります。
「食べる」「歩く」「見る」「来る」など。

これらは全て、語尾を伸ばすと「ウ～」となりますよね。

＜動詞の活用形＞
未然形・連用形・終止形・連体形・仮定形・命令形の6つに活用します。

＜動詞の活用の種類＞
五段活用、上一段活用、下一段活用、カ行変格活用、サ行変格活用の5種類あります。

★動詞★
五段活用

五段活用は、ア・イ・ウ・エ・オの5つの段で活用します。
（「書く」「歩く」など）
では「書く」を使って五段活用を見てみましょう。

青文字に注目！
「か、き、く、け、こ」となっていますね。
それぞれを伸ばして発音してみると・・・

か～あ、き～い、く～う、け～え、こ～お

母音の「あ、い、う、え、お」が出てきました。
五段のすべてを使っているので、「五段活用」っていいます。

★動詞★
上一段活用

上一段活用は、イの段だけで活用します。
（「落ちる」「起きる」など）
では「落ちる」を使って上一段活用を見てみましょう。

青文字に注目！
ぜんぶ「ち」となっていますね。
「ち」を伸ばして発音してみると・・・

ち～い

母音の「い」が出てきました。
「あ、い、う、え、お」の中で、「い」は上にあって、上の「い」の1段だけで活用しているので、「上一段活用」っていいます。

上一段活用は、赤文字の部分「い・い・いる・いる・いれ・いろ」の変化を丸暗記です！

★動詞★
下一段活用

下一段活用は、エの段だけで活用します。
（「覚える」「食べる」など）
では「食べる」を使って下一段活用を見てみましょう。

青文字に注目！
ぜんぶ「べ」となっていますね。
「べ」を伸ばして発音してみると・・・

べ～え

母音の「え」が出てきました。
「あ、い、う、え、お」の中で、「え」は下にあって、下の「え」の1段だけで活用しているので、「下一段活用」っていいます。

下一段活用は、赤文字の部分「え・え・える・える・えれ・えろ」の変化を丸暗記です！

★動詞★
カ行変格活用

カ行変格活用は、「来る」だけが活用します。
わかりやすく平仮名で見てみます。

カ行変格活用は、赤文字の部分「こ・き・くる・くる・くれ・こい」の変化を丸暗記です！

★動詞★
サ行変格活用

サ行変格活用は、「する」「～する」だけが活用します。

赤文字の「し、し、する、する、すれ、しろ・せよ」の変化です。
また、未然形は「し」の他に「さ・せ」の変化もする場合があるので、サ行変格活用は「さ/せ/し・し・する・する・すれ・しろ/せよ」を丸暗記です！

★動詞★
活用の種類の見分け方

活用の種類はこうして見分けよう！

五段活用・上一段活用・下一段活用
語尾に「～ない」をつけて見分けます。
「書く」「落ちる」「食べる」で見分けてみましょう！

カ行変格活用・サ行変格活用

自立語の活用を覚えよう！

形容詞について

形容詞は、性質・状態・感情などを表し、言い切ったとき「い」で終わります。
「早い」「悲しい」「楽しい」など。

＜形容詞の活用形＞
未然形・連用形・終止形・連体形・仮定形の5つに活用します。
（命令形には活用しません）

＜形容詞の活用の種類＞
1種類しかないので覚えちゃいましょう！

自立語の活用を覚えよう！

形容詞動詞について

形容動詞は、性質・状態・感情などを表し、言い切ったとき「だ（です）」で終わります。
「静かだ」「明白だ」「さわやかだ」など。

＜形容動詞の活用形＞
未然形・連用形・終止形・連体形・仮定形の5つに活用します。
（命令形には活用しません）

＜形容動詞の活用の種類＞
1種類しかないので覚えちゃいましょう！

たくさんありますが、何度も声に出して暗記です！
テンポよく、リズムよく♪ブツブツ声に出しましょう！

ここで紹介させて頂いた”文法”は、ほんの一部です。
（すべてをご紹介できずにすみません…）

中2の国語では、他にもたくさんの学習ポイントがあり、
「国語はなんとかなる…」
「どうせ日本語だし何とかなりそう…」
このように考えてしまうとあっという間に分からなくなってしまいます。

中2の国語は”センス”はほとんど関係ありません。
コツをつかんで勉強すれば、大きく点数アップに結びつく教科ですよ！

中1国語の基本はココをチェック！
＞＞文章読解や漢字の覚え方を見る！

いかがでしたか？
このページでは、中学2年生の国語で押さえておきたい、動詞・形容詞・形容動詞の活用を説明させていただきました。

中学2年生からは、文章読解や漢字の暗記だけではなく、難しい文法がたくさん出てきます。
特にこのページで紹介させていただいた、”自立語の活用”は苦手な子も多く、テストでもよく出題される重要ポイントですので、絶対におろそかにしてはいけませんよ！

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