子供に「夢や目標」を持たせるには?
親のサポート術をご紹介!
お子さんは「将来の夢」を持っていますか?
「子供に将来の夢を聞いたら「別にない」と即答された…」
「うちの子、将来は何もしたくないっていうのよ…」
「どうすれば将来の夢を見つけてくれるのかしら…?」
このような不安を感じている小学生や中学生のお子さんをお持ちの親御さんがたくさんいらっしゃいました。子供が夢や目標を持てないのは、親としては心配ですよね。
親御さんがいつもの接し方を少し変えて、子供が夢を見つけられるサポートをしてみませんか?
このページでは、お悩み解決隊「みさポン」が、
子供に夢を持たせる親のサポート術を紹介させていただきます。
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夢を持てない子供が増えている!?
ひと昔の子供たちは、みんな夢を持っていて、夢を持つことが当たり前でした。
「パイロットになりたい!」
「宇宙飛行士になりたい!」
「プロ野球選手になりたい!」
「サッカー選手になりたい!」
「お医者さんになりたい!」
その夢の多くは、実現が難しい憧れの職業のため、現実的には叶えられないケースも多いのですが、それでも自分の未来に希望を持っている子供が多かったと思います。
最近では、小学生の6人に1人は将来の夢を持っていないと言われています。
小学4年生で10歳を迎えると、成人の半分の年齢になったことを祝う「2分の1成人式」という小学校行事が定着しているようですが、この「2分の1成人式」で将来の夢を発表するときに、やりたいことが分からずに困ってしまう子供が増えているようです。
ではなぜ、夢を持てない子供が増えてきているのでしょうか?
~子供が夢を持てない理由~
大人に対する「マイナスイメージ」
子供たちは「大人」に対してどのようなイメージを持っていると思いますか?
「仕事がきつくて大変そう…」
「いつも疲れていて苦しそう…」
「いつも嫌なことばかりで辛そう…」
調査結果によると、このようなマイナスのイメージを持っている子供が多いそうです。
いつも大変で苦しそうな大人を目の当たりにしていると、大人になることに希望を持てずに、夢や目標が持てなくなってしまいます。
もしも周りの大人(親も含めて)が、みんな楽しそうにキラキラ輝いていたら、子供は大人になることが憧れとなり、夢や目標も見つけられるようになるのです。
~子供が夢を持てない理由~
インターネットの影響を受けてしまう
近年では子供のネット依存が問題視されています。
大人もそうですが、子供たちもテレビ離れが進み、家族で一緒にテレビを観ていた時間が「インターネットを見る時間」に替わってきています。
とくに最近では「YouTube」が主流で、見ていても楽しいですが、配信している「ユーチューバー」もとっても楽しそうに輝いて見えますよね!
しかし!
子供たちの目には、「ユーチューバーは、楽(ラク)してお金を稼げそう」だと見えてしまい、努力をしなくなってしまいます。
もちろん、ユーチューバーで有名な人たちは、陰でとてつもない努力をされていますが、子供たちはそんなことは知りません。
子供のなりたい職業の上位に「ユーチューバー」があるのも、こういったネット依存の背景があるのです。
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>>スマホ依存は子供の成績に影響を及ぼします。
子供が夢をもつ「メリット」とは…?
たとえば「勉強」と聞くと「親や先生にやらされるもの」と感じているお子さんも多いですよね。
夢や目標ができれば、「ゲームを作るエンジニアになりたいから算数を頑張ろう!」「世界で活躍するファッションデザイナーになるために英語が話せるようになりたい!」などと考えるようになることも。
このように将来の夢を持つことで、今まではメンドクサイ…と感じていた勉強も、
「夢を叶えたいからやってみよう!」
「自分のためだから頑張ってみよう!」
と思えるようになっていきます。
夢を持つことによって、今までは「テストで低い点を取ると怒られるからイヤイヤやるもの」だった勉強が、自分から「宿題をちゃんとやろう」「明日の予習で教科書を読んでおこう」と思えるなど、勉強に対する積極性が育ってきます!
さらに、毎日の学校生活が楽しく感じられて、イキイキと過ごすことが出来るようになるという嬉しい効果も得られます!
もちろん勉強以外にも、スポーツや音楽、芸術など、さまざまな分野でも、夢を持つことは“やる気アップ”に大きく繋がっていくのです!
では、夢を持てる子供と、そうでない子供の違いって何なのでしょうか?
実は、子供が夢をもつキッカケを奪ってしまう親のNG行動があるのです。
~先回りが子供の夢を遠ざける~
「ヘリコプターペアレント」とは?
ヘリコプターペアレントってご存知ですか?
子供が失敗しないように、危険がないようにと、常にヘリコプターのように子供を上から監視していて、何か起こりそうになったらすぐに先回りをして手助けをしたり、いつも親が子供の気持ちを代弁したりといった特徴を持っている親のこと、「ヘリコプターペアレント」と呼ばれています。
もちろん親御さんとしては「子供が失敗して辛い思いをしてほしくない」という気持ちを持っているからこそ、出来るだけサポートしてあげたいと感じるものですよね。
ですが、過剰な心配や先回りによって失敗を防ごうとすると、子供の将来に影響が出てくる可能性があるのです。
失敗を防ぐために、前もって親が障害を取り除いていると、失敗の経験が少ない子に育ちます。
すると、何かに失敗した時に乗り越える方法がわからなくなってしまうので、
・自分で物事を決められなくなる
・新しいことにチャレンジできなくなる
このような傾向を持つようになってしまいます。
その結果、最初から叶えられそうにない夢を持てなったり、物事をかんたんに諦めてしまったりして、自分の将来の選択肢を狭めてしまう子供になってしまうのです。
親が過度な心配や先回りを控えて、適切なサポートに変えることで、お子さんが自然と夢や目標を見つけて勉強に積極的になり、毎日の学校生活が楽しく過ごせるようになったらベストですよね!
ここからは普段から実践できる、子供が自然と夢を持てるためのサポート術をご紹介させていただきます。
~親の見守る姿勢がポイント~
子供には色んな経験をさせよう!
ヘリコプターペアレントのお話でも触れたように、親の過剰な先回りは逆効果です。
もちろん、本当に危険だと分かっている場合などは、親の注意が必要な場合もありますが、常に先回りをして子供を守るのが当たり前になってしまうのはNGです。
子供にとっては、まずは自分の力だけで人間関係を作ったり、子供自ら興味を持ったものにチャレンジしたりして、失敗から立ち上がる経験を積むことが大切です。
大人は自分自身の経験から、ついついベストだと思えるものを子供に押し付けてしまいがちですが、お子さんも子供なりに自分の考えを持っています。
親御さんは一旦こらえて、まずは見守ってあげることをオススメします。
親が見守ってあげることで、子供は「自分の意志で選べた!」「失敗しても大丈夫だった!」と感じることができます。
このように、子供が自分から興味を持てた色々なことを少しずつ経験して、成功や失敗を繰り返すことによって、夢や目標を持てるようになり、将来の選択肢を広げることが出来るようになるのです。
~子供は親の鏡です~
親が楽しむ姿を見せることが大切!
お子さんにとって一番身近にいる親御さんが、毎日の家事や仕事で疲れ果てているのを目の当たりにすると、「将来の夢を持とう」と言われても、希望を持てないと感じてしまうかもしれません。
そこで、どんなに些細なことでも「今日、仕事でこんな楽しいことがあってね!」と話しかけてあげるなど、親が仕事に対して楽しんでいる姿を見せてあげることも効果的な方法です。
子供にとって親の影響力は絶大!
子供は親の姿をよく見ています。
例えば大人が仕事の話をしているときも、その内容はわからなくても、表情や仕草、話し方などの様子を細かく観察しています。
子供は生きていくために大人の真似をしようとします。
毎日の生活の中で、家事や仕事で大変なことや辛いこともたくさんあると思いますが、子供の前では出来るだけ楽しそうに、前向きな様子を見せてあげてください。
親御さんが楽しそうに仕事の話をしてあげると、子供は大人になることが楽しみになります。
「大人になるって楽しいことなんだ!」
「仕事ってやりがいのあることなんだ!」
このように感じられるようになれば、将来の夢を持てる可能性がグッと高まります。
良くも悪くも、親の影響力は絶大です。
常に子供に見られていることを強く意識して、出来るだけポジティブな接し方を心掛けて下さい。
~否定の言葉は要注意~
子供の夢を摘まないで下さい。
子供が夢や目標を話したとき…
「あなたにはムリよ!」
「もっと現実を見なさい!」
「何バカなことを言ってるのよ!」
このようなお子さんを否定する言葉がけは絶対にNGです。
人生経験が長く、現実を知っている大人だから、つい言ってしまいがちな「夢を摘んでしまう言葉」。
たしかに…
子供の夢は、実現が難しい事が多いです。
子供の夢は、成長と共に変わるかもしれません。
子供の夢は、叶わないことも多いです。
そうだとしても、お子さんが夢や目標を語ったときは、決して否定しないで、夢を持てたことを喜んであげて、たくさん褒めてあげてください!
夢を持っている子供はカッコイイ!
夢を持っている大人もカッコイイ!
どうか、大人の不用意な言葉で子供の夢を摘まないで下さい。
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>>子供のやる気を失わせる言葉・引き出す言葉
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
ご挨拶が遅れて申し訳ありません。家庭教師のジャニアス代表の神田真吾と申します。
私たちは千葉県で活動している家庭教師のグループで、今まで 25年間、たくさんのご家庭に家庭教師を紹介させていただきました。
家庭教師は「先生1人・生徒1人の個別の授業」ですので、休憩中の雑談の中で「将来の夢」について聞かれることも結構あります。
(いきなり夢を聞かれると焦りますが…)
「子供の頃はプロ野球選手が夢だったよ!」
「〇〇になりたくて頑張って勉強中だよ!」
このように生徒からの突然の質問に必死に答えている家庭教師も多いのではないでしょうか(笑)
夢を叶えるために必死で勉強している大学生の家庭教師の話を聞いて、夢を持つ素晴らしさを実感できた生徒さんもたくさんいます。
自分の夢を語ったり、他人の夢を聞くときって、なんだかワクワクしますよね!
私たち家庭教師は、勉強を教えるだけではなく、夢や目標を持つことの大切さも教えています。
「子供が夢を持てなくて心配…」
「親が言っても反抗的で聞かない…」
そんな時は、私たちのような「家庭教師」を試してみてはいかがですか?
小学生や中学生のお子さんにとって、他人のお兄さん・お姉さんの存在は絶大です!
このページをお読みいただけたのも何かのご縁。今なら勉強が苦手で、夢や目標を模索中の小学生・中学生を対象に、無料の体験授業をやっています!
実際に家庭教師を「やる・やらない」は全く別で構いませんので、お子さんのやる気アップ・成績アップのきっかけにお試しいただければとても嬉しいです!
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私たちジャニアスは、どんなに効果がある勉強法でもお子さんに合わない・
続けることができなければ「意味がない」と考えています。
塾や家庭教師選びにご苦労されているご家庭も多いと思いますが、ジャニアスの体験授業は、「やる気のきっかけにしたい」「今の塾と比べてみたい」「今すぐは考えてないけど家庭教師がどんなモノかを見てみたい」などのような、気軽な気持ちで受けていただけたらと思います。
もちろん、体験を受けたからといって、無理に入会を勧めるようなことは一切ありませんので、安心してくださいね(^^)