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中学生の”スマホ依存”でお悩みの方へ

お子さんはスマートフォンを持っていますか?
近年では「中学生のスマホ依存」が深刻な問題になっています。

スマホ依存

「家に帰ってもずっとスマホを手放さない…」
ラインが気になって勉強に集中できない…」
「毎晩スマホで夜更かしをしていて心配…」

スマホ依存

このような悩みをお持ちの親御さんがとても多くなってきました。

私たち家庭教師のジャニアスは、 25年間で1万人以上のご家庭の方から、さまざまな勉強に関する悩みをお聞きしてきましたが、
ここ2~3年で急激に増えてきた悩みが「スマホ依存」の問題です。

特に反抗期と思春期が重なる“中学生”は「スマホが勉強に与える悪影響」がさまざまな形で深刻な状況になっています。

スマホ依存は子供の成績を落とします!

みさポン このページでは、悩みスッキリ隊「みさポン」が、
「スマホが勉強に与える悪影響とその解決方法」をご紹介させていただきます。

こんなページも見られています!
>>中学生の勉強でお悩みの方へ

中学生のスマホ所有率は”78%”

内閣府の調査によると、スマホを自分用に持っている中学生は78%になるそうです。

以下の数字は、小学生・中学生・高校生のスマホ所有率(2018年度の調査結果)ですが、この割合は今後はもっと増えていくと推測されています。

スマートフォン所有率
小学生 35.9%
中学生 78.0%
高校生 99.4%

参考: 2018年度:青少年のインターネット利用状況|内閣府

この割合から見ても、スマホ所有率は中学生から急増しており、スマホデビューの最多時期は「中学入学時」となることがわかります。

中学生の最も多い利用目的は「友だちとのコミュニケーション」だそうです。

落ち込んでいる子供

友だち同士のグループLINEなど、人間関係を保つためという側面が非常に強く、自分だけに情報が来ないのが不安になったり、仲間外れにされる恐怖などがもっとも大きな理由です。

このような理由だと、親は子供にスマホを持たせないわけにはいかなくなりますよね。
子供にスマホを持たせることは、今の時代では仕方がないことかもしれません。

ただし、子供にスマホを持たせることによる悪影響については親御さんがしっかりと認識しておくことが重要です。

スマホが勉強に与える悪影響とは?

ここからは、スマホ依存が勉強に与える悪影響の主な例をいくつかご紹介します。

スマホによる睡眠の質の低下

スマホが与える影響の中で、最初に挙げられるのが“睡眠”です。

寝る直前までスマホを見ていると、画面から出るブルーライトの影響によって寝つきが悪くなり、睡眠の質が低下してしまいます。

夜にスマホの画面から発せられるブルーライトを浴びると、脳が昼間だと勘違いしてしまい眠れなくなるそうです。

成績と睡眠は密接な関係にあります。

質の良い睡眠をとることで、記憶をつかさどる「海馬」が育ち、成績がグッと上がると言われています。

つまり、就寝時のスマホ利用によって睡眠の質が下がってしまうと、その分学習効率も下がり、お子さんの成績に影響を及ぼしてしまうのです。

また、スマホ依存によって、つい「あと少し…」と夜遅くまでスマホを手放せなくなると、睡眠時間そのものも減少します。

その結果、朝起きるのが辛くなったり、授業中に居眠りをしてしまう中学生が増えているのです。

子供の夜更かしでお悩みの方へ
>>夜更かしっ子が自然にグッスリ!

マルチタスクによる集中力の低下

スマホは色んなことが同時に出来ますよね。
ユーチューブを見ながらネット検索をしたり、ゲームをしながらラインを送ったり…。

このように、複数の作業を同時に行うこと“マルチタスク”といいます。

複数の作業を同時に行うって、すごく頭を使いそうだし、脳が活発になって頭が良くなりそうなイメージがありませんか?

実は、全くの逆で、マルチタスクは脳の機能を鈍らせてしまうという実験結果が出ています。

スマホ依存の子供は、同時に複数のことを行う“マルチタスク”がクセになりやすく、さまざまな作業に対して、飽きやすく、集中しづらくなる傾向になるそうです。

マルチタスクに慣れてしまうと、勉強や読書などの1つのやるべきことに対しての集中力にも悪影響を与えてしまい、スマホ依存の中学生とそうではない中学生を比べてみると、同じ学習時間でもそのテスト結果に大きく差がついてしまうのです。

「ながら勉強」の影響

昔から「ながら勉強はダメ」と学校の先生や親に言われてきました。テレビを見ながら勉強していると、よく怒られていましたね。

しかし、音楽を聴きながら勉強する方法は、たくさんの中学生や高校生に取り入れられています。

スマホで音楽を聞きながら勉強…

「静かな環境だと逆に集中できない」
「音楽を聴きながらの方が覚えやすい」

スマホで音楽を聞きながら勉強…

このような理由で、音楽を聴きながら勉強する中高生はたくさんいます。
お子さんの性格や学習内容などによっても、良し悪しが分かれるので、音楽を聴きながらの勉強は賛否が分かれるところです。

スマホの「ながら勉強」は絶対にダメ!

「音楽を聴く」というのは、リラックス効果や集中力アップの効果など、勉強にプラスに働くケースもあるかもしれません。

しかし、スマホを見ながらの勉強は絶対にダメです!テレビを見ながらもダメ!
なぜなら「目」を使うから!

音楽を聴きながらの勉強なら耳しか使いませんが、スマホでユーチューブを見たり、ラインやSNSをしながらの勉強は、目で追う作業が追加されてしまうので、勉強に対する集中力を思いっきり欠いてしまいます。

先ほどお伝えしました「マルチタスク」と同じで、スマホを見ながら勉強は、脳の機能を低下させてしまうので絶対にダメです!

このように、スマホ依存が勉強に与える影響は大きく、特に中学生のスマホ使用には注意が必要です。

ここではっきりとお伝えします。
スマホの過度な使用は、
勉強に大きな悪影響を及ぼします!
今すぐ早急に解決すべき問題です!

ではどうすればいいの!?

子供のスマホ依存が勉強に悪影響を及ぼすとは言え、いきなりスマホの使用を全面的に禁止するのは難しいですよね。

また、親が厳しく叱ったり、強引にスマホを取り上げようとすると“親に隠れて使う”という、もっとも望ましくない事態につながってしまう可能性も出てきます。

そこで、お子さんがスマホと上手に付き合っていくために、スマホ依存の解決方法をいくつか紹介していきます。

家族でスマホ使用のルールを決めよう

スマホ依存の主な特徴はいつでもどこでもスマホを手放せないということです。

お風呂でもスマホ…

「家族との会話中もスマホを手放せない」
「お風呂やトイレにも持ち込んでしまう」
「スマホの連続使用から抜け出せない」

お風呂でもスマホ…

お子さんが家にいる時もこのような状態でしたら、スマホ依存になってしまっている可能性が非常に高いです。

早いうちに家族でちゃんと話し合って、
スマホ依存から抜け出すためのルールを作ってあげることが大切です。

具体的な方法は「時間」「場所」に制限をかけることをオススメします!

使う「時間」を決める

「スマホの使用は1日1時間以内とする」
「布団に入る30分前にはスマホを置く」

まずは「時間」を制限します。
平日と土日で使用できる時間を分けることも効果的です。

あえて、スマホを使えない時間帯を決めることによって、脳を休ませることができますし、勉強に対する集中力を高めることができます。

使う「場所」を決める

「スマホをトイレやお風呂に持ち込まない」
「食事中はスマホに触らない」

次に「場所」を制限します。
家にいる時は、トイレやお風呂、食事中のテーブルなど、使用してはいけない場所を決めてください。

場所ごとにルールを決めて、スマホを使えない空間を作ることは、スマホ依存の原因となる「連続使用」を防ぐことに最適なのです。

寝る時はスマホを離れた場所に置く

これは、時間と場所の合わせ技です。
寝る時というのは、子供は自分の部屋や寝室にいるということなので、そこにスマホを持ち込ませないことが出来れば、スマホ依存から抜け出しやすくなります。

布団の中でスマホに手を伸ばしてしまうことを防ぐことができますし、勉強には欠かせない上質な睡眠を確保することも出来るので一石二鳥です。

スマホは家族一緒に充電

寝る前には、”家族全員のスマホをリビングの充電器に置く”など、ルール化することが大切です。

これまで紹介した「時間」と「場所」は基本のルールですが、他にもいくつか提案させていただきますので参考にしてみてください。

・平日の使用時間は1時間以内
・土日の使用時間は2時間以内
・勉強中はリビングに置く
・トイレやお風呂に持ち込まない
・食事中や会話中は見ない
・寝る時は30分前にリビングに置く
・ラインは親しい友達だけ
・ゲームの課金はしない
・ルールを破った時は3日間取り上げる
・緊急時だけは例外とする

スマホ依存から抜け出すために

みさポン

一番大切なことは、
家族でルールを決めて、
家族でルールを守ること。

決めたルールは紙に書いて、リビングなどみんなが見えるところに貼っておくことも効果的です。

決して子供だけに押し付けるのではなく、まずは親御さんが見本となり、率先してルールを守ってください。

もしも家族で決めたルールが曖昧になってしまったら、その都度しっかりと話し合い、新たなルールを作ることも必要です。

便利で楽しいスマートフォン。
一番大切なことは使用のルールをしっかりと決めることですね。

余談ですが…
iphoneを作ったアップルの創始者、スティーブ・ジョブズ氏は、自分の子供にはスマホやiPadなどのテクノロジー機器を一切持たせなかったそうです。

これらのテクノロジー機器が子供に与える危険性を知っていたのですね。

最後になりましたが…

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

ジャニアス代表 神田

ご挨拶が遅れて申し訳ありません。家庭教師のジャニアス代表の神田真吾と申します。

私たちは千葉県で活動している家庭教師のグループで、今まで 25年間、たくさんのご家庭の方からお子さんの勉強に関する悩みをお聞きしてきました。

お子さんのスマホ依存は、ご家庭でのルールを決めることが大切だとお話しさせていただきましたが、 「うちの子、反抗期で言うことを聞かないのよ…」という声もよくお聞きします。

親子だけでは解決が難しい…

とくに、思春期と反抗期が重なる中学生は、理屈ではわかっていても親の言うことは素直に聞けないかもしれません。

ひよりちゃんとさわこ先生

そんな時は、私たちのような「家庭教師」を試してみてはいかがでしょうか?
親の言うことは聞かなくても、
他人のお兄さん、お姉さんの存在は絶大です。

さらにスマホ依存の中学生には「勉強がキライ」「勉強がニガテ」という特徴があります。
つまり、勉強が楽しくなり、勉強が得意になれば、自然とスマホ依存から抜け出せるかもしれません。

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