子育てにイライラを感じるママさんへ
手軽に出来る子育てストレス解消法
子育てにストレスを感じてはいませんか?
「子育てに気が休まるときがない…」
「ついつい子供にきつく当たっちゃう…」
「多忙でストレス解消する時間もない…」
「子育て」というと、お子さんの勉強のことから生活習慣、友人関係に至るまで、多種多様な悩みごとがありますよね。
ある調査によると、子育てママさんのおよそ7割の方々が子育てによるストレスを感じていると回答したそうです。
小学生はどんどん言葉を覚えて成長していく時期。
子供の成長を嬉しく感じる反面、
口達者になってきた子供にイライラして、ついキツイ言い方をしてしまう…
ということもあるのではないでしょうか?
実は、お母さんのこのようなイライラをぶつける言動によって、子供の成長に悪い影響を与えてしまう場合があるのです。
このページでは、お悩みスッキリ隊「みさポン」が、子育てに家事に… と忙しいママさんでも手軽に出来る、
子育て疲れのストレス解消法をご紹介します!
こんなページも見られています!
>>子供の「反抗期」でお悩みの方へ
親のストレス解消はなぜ大事!?
「怒り方」は子供の成長に悪影響が!
溜まったストレスが爆発してしまい、子供に厳しく叱りすぎていませんか?
子供を厳しく叱りつけて日常的にストレスを与え続けてしまうと、脳の「海馬」という部分が縮んで小さくなってしまうことが分かっているそうです。
海馬とは…?
記憶を一時的に保管される脳の一部で、子供の成長にとって非常に重要な役割を担っています。さらに、叱り方によっては海馬だけではなく、お子さんの心を傷つけてしまう場合もあります。
そうなると、周囲に対する劣等感を感じて自分に対する評価が低くなってしまい、人との人間関係を作ることが苦手になってしまったり、他人への強い攻撃性を持つようになることもあるのです。
このように、お子さんに対して過度なストレスを与え続けてしまうと、脳や心の成長に深刻な影響を与えてしまいます。
そうならないためにも、 「褒める・叱るの言葉がけ」のページでもご紹介したように、普段の叱り方や言葉がけを工夫して、お子さんの成長をサポートすることが大切です。
そんなこと言ったって…
「毎日の家事や子育てが大変でイライラしちゃって…、なかなかそんな言葉をかける気になれない」
なんて思うママさんも多いのではないでしょうか。
ストレスが心身に影響するのは、お子さんだけではなくママさんにとっても同じこと。
だからこそ!
子供の成長をサポートするにはまず、子育て疲れを感じている親御さん自身のストレスケアをすることが大切なのです!
グリーンエクササイズ
幸福ホルモンでストレスを撃退!
ストレスを撃退するには、ドーパミンとセロトニンを分泌させる2つの解消方法があると考えられています。
「ドーパミン」とは…?
快楽や幸福感を得る機能を担う、脳内ホルモンのひとつです。ご褒美で好きなモノを買ったり、甘いモノを食べたりすると「ドーパミンが出る」と言うような表現を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?
ドーパミンが出るとワクワクした気分になって、一時的にストレス解消した気分になれますが、これは痛み止めを飲んでいるようなもので、根本的なストレス解消にはなっていません。
「セロトニン」とは…?
「幸福ホルモン」と呼ばれています。ストレスを軽減させてくれたり、精神を安定させて心地よさや幸福感を生み出すとされています。
一時的なストレス発散が出来るドーパミンよりも、根本のストレスを軽減させることが出来るセロトニンを分泌させることがオススメです。
そこで、セロトニンを手軽に分泌させることが出来る方法のひとつに、
グリーンエクササイズがあります。
「グリーンエクササイズ」とは…?
自然の中で身体を動かすことです。
グリーンというと、森林のような壮大な自然に囲まれた場所というイメージかもしれませんが、公園などの少し緑がある場所でも効果が得られます。
できれば太陽が出ている日の午前中に、1日20分~30分程度、自然の中で身体を動かすことが理想とされています。
時間の取れない方は、5分ウォーキングするだけでもストレス解消には有効です!
グリーンエクササイズで得られる3つの効果
- 有酸素運動をすることによってセロトニンが分泌される
- 自然と触れ合うことでストレスホルモンのコルチゾールが減少する
- 太陽に当たることでセロトニンの分泌が活性化される
お仕事などで朝の時間が取れない方は、お休みの日などにお子さんと一緒に公園に訪れてみてはいかがでしょうか?
親子で一緒にストレス解消
スキンシップでオキシトシンを分泌
「オキシトシン」とは…?
セロトニンと同じように、ストレスを引き起こすホルモンを減らす効果がある脳内ホルモンです。「愛情ホルモン」や「絆ホルモン」とも呼ばれています。オキシトシンは、入浴や親しい人とのお喋りなどでも分泌されますが、ここでオススメしたいのが親子間のスキンシップです。
このオキシトシンは「愛情ホルモン」「絆ホルモン」とも呼ばれていて、親子のスキンシップによって脳内でたくさん分泌されるので、お互いのストレスが軽減されます。
さらにオキシトシンにはストレス解消の他にも、子供の脳の成長や、身体感覚が育つといった嬉しい効果も発揮してくれます。
小さい頃からスキンシップをたくさんとって、オキシトシンをたくさん分泌しながら身体感覚が育った子は、
- 自分の行動をコントロールできる
- 安心感からストレスに強くなる
- 新しいことにチャレンジできる
- 集中力や記憶力が高い
というような効果が期待できるのです。
とは言え、子供が他のことに集中しているときや、スキンシップに抵抗がある年齢になったときに、無理やりスキンシップをとろうとしてしまうと、かえってオキシトシンの分泌を減らしてしまうので要注意。
例えば、宿題を手伝ってあげているときに、お子さんが正解したら「ハイタッチ」をしたり、頭をなでてあげるだけでもオキシトシンは分泌されます。
親子のスキンシップは、日常の中でムリのない程度に取り入れることがポイントです。
最後に親御さんに伝えたいこと
「ママの笑顔」は最強の子育て法
いかがでしたでしょうか?
このページでは「子育て疲れのストレス解消法」をご紹介させていただきました。
親御さんの「怒り方」が子供の成長に与える影響は冒頭でお伝えしましたが、一方でこんなエピソードもあります。
オリンピックのメダリストのママさんたちは、選手が小さいうちから「笑顔」を大切にして子育てをしていたそうです。
親の笑顔を見て育った子供は、何事にも安心感をもって挑戦することが出来るので、結果的に良いパフォーマンスを発揮することが出来るそうです。
数々の緊張や苦難などの壁を乗り越え、見事にメダルを手にした裏には、ママさんの笑顔によってリラックスした雰囲気を作るといった家族のサポートがあったからとも言えるのではないでしょうか。
ママの笑顔は最強の子育て法です!
親御さんが子供に与える影響は絶大です!
ストレスは限界がくる前に、日常的にこまめに解消していくことが大切ですね。
今回ご紹介させていただいた「手軽に出来るストレス解消法」を、ぜひお役に立てていただければ嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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