子供が親を見下すようになった…
親を見下す原因と解決策をご紹介!
「子供にバカにされることが増えてきた」
「親を軽く見る態度や口調に悲しくなる」
「子供が親を見下しているようで腹が立つ」
こんな悩みをお抱えの親御さん。
幼いころから大切に育ててきたお子さんから軽く扱われると、モヤモヤとイライラでストレスが限界…、なんてこともあるのではないでしょうか?
実際にこのようなお悩みは、小学生の低学年から始まり、高学年の反抗期に至るまで多くのご家庭で見られています。
普段の生活の中で「親をバカにする雰囲気」を生まないような環境づくりをしていくことが解決のポイントです。
今日から新しい親子関係を作り直してみませんか?
このページでは、お悩みスッキリ隊「みさポン」が、毎日少しずつ取り組める、「子供が親を見下さない雰囲気」を作るための習慣をご紹介していきます。
こんなページも見られています!
>>子供の反抗期にお悩みの方へ
親への「見下し」は成長過程の副産物
小学校に入学するころから、言葉が達者になり物事を複雑に考えることが出来るようになります。成長していくにつれて、言葉で表現できることが増えていくので、嘘をついたり人をバカにしたりするような言葉も出てきます。
さらに小学3年生頃からの第2反抗期を迎えると、子供は、依存と反抗を繰り返して自立に向かうようになります。
お子さんが成長し、1人で出来ることが増えるのはとても嬉しいことですが、同時に反抗的な言動も増えていく時期でもあります。
この頃の子供は、反抗するということがカッコよく思える…、なんてことも。
「親を下に見る」という態度や言動は、親への反抗の一部なのです!
親御さんとしては「親への見下し」を成長段階の1つとして捉えてみるという心の余裕も必要かもしれません。
とは言っても、親を見下す雰囲気が生まれてしまう原因を知ることで、解決策を立てることも出来ますので、ここからはその方法をご紹介させていただきます。
タイプ別で異なる3つの原因と解決策
お子さんに「軽く扱われている」と感じるとき、その原因と解決策を3つのタイプに分けることが出来ます。
お子さんはどのタイプに当てはまりますか?
それぞれご紹介していきます。
原因①:家庭内のバランスの崩れ
近年では親や先生などの大人をバカにする子供が増えています。
このような子供が増えている原因は、普段から何をしても叱られないことで、次第に「何を言っても大丈夫」と考えるようになるからです。
叱らない教育は、伸び伸びと育つという良い面もありますが、親が子供に注意出来ない状態が普通になっていたら要注意。
このような状態が続くと、親や目上の人に対しての感謝や尊敬の気持ちが育ちにくくなるので、徐々に他人をバカにするようになってしまいます。
境界線を引いてメリハリの習慣を
そうならないためにも、普段から家庭内で「ここまでは良いけどここからはダメ!」という境界線をしっかり引いて、時にはお子さんを適切に注意して正しい方向に導いてあげることが大切です。
ダメなものはダメ!ということをハッキリとさせて、決めた境界線を超えた時は、ちゃんと叱ってあげてください!
原因②:子供が自分自身を守るため
小学3年生~高学年のお子さんにはこのタイプが多く当てはまります。
この時期の子供は、それぞれに能力のちがいが目立ち始めたり、他人と比べることが出来る客観性が身に付くようになってきます。
その結果、他人に対して劣等感を感じるようになるので、自分に自信がない時や、立場が危ういと感じる時に、自分を守ろうとして相手のことを小さく見せようとする発言をすることがあります。
例えばお母さんに怒られた時に、親をバカにしたり下に見るような発言をするのは、子供が自分自身を守ろうとしているからかもしれません。
さらに、普段から、
・親同士でバカにしあっていた
・親がよく他人をバカにしている
このような経験があると、子供は「こんなことを言ってもいいんだ」というように学習してしまい、ケンカになった時などにマネをしてしまいます。
親が言葉を選んで雰囲気づくりを
子供は親の言動をよく観察しています。
まずは親御さんが家庭内での言葉に注意を払い、このようなマイナス要素の強い発言は避けるように心がけてください。
逆に「褒める」の効果は絶大です。
子供のダメな部分を見つけて指摘するのではなく、良いところを見つけて褒めてあげる習慣をつけてください。
普段から子供を褒めてあげる雰囲気を作っておくと、自分に得意・不得意があるように、人にはそれぞれの良さがあるということが分かるようになります。
そうすると、たとえ劣等感を感じてしまった時にも、自分が優位に立つために、親や他人をバカにする必要はないと感じられるようになるからです。
あわせて「感謝の言葉」も効果的。
親御さん自身が、家族や周りの人に感謝している姿を見せることで、お子さん自身も人に対して感謝をする姿勢を学んでいけるかもしれません。
少し言葉や言い方を変えるだけで、その印象は大きく変わります。
子供の成績に影響する「褒める・叱る」の言葉がけのページ
にも紹介させていただいているので、参考にしてくださいね。
原因③:信頼関係が揺らいでいる
「さっさと宿題しなさい!」
「どうしてこんなことも出来ないの!?」
このような命令口調や子供を侮辱するような言い方で怒っていませんか?
常にこのような怒られ方をされていると「ボクのこと全然わかってもらえてない…」と感じて、親への信頼感を持てなくなります。
また、客観性も育っていく時期だからこそ「ボクだったらこんな風に怒らない」と感じてしまい、親を見下す発言が出てくるのかもしれません。
親が変わる姿勢を見せて下さい
このような場合、親子の関係性を取り戻すために普段の叱り方を変えてみて下さい。
まずは、親御さん自身が変わろうとする姿勢を見せることがとても大切。
親が前向きに努力している姿を見せることで、
「最近のお母さん、頑張って変わろうとしてくれている…」
「ボクのこと分かろうとしてくれている…」
このように、子供の中で親に対してのイメージが少しずつ良い方向へと変わっていきます。
親に対する信頼感が生まれ、親への感謝や尊敬の気持ちも育ってくるので、親を見下す発言が少しずつ減っていくことが期待できるのです。
最後に親御さんに伝えたいこと
いかがでしたでしょうか?
このページでは「子供が親を見下す態度」についてご紹介させていただきました。
みなさんの周りには、いつも他人を見下して悪口ばかり言っている人っていませんか?
他人への「見下し」や「悪口」って、言われた人はもちろん傷つきますが、周りの人から見ても気分が悪くなりますよね。
人を見下して自分の評価を上げようとする…
人の悪口ばかり言って自己顕示欲を高める…
このような人は、周囲の人たちからどんどん嫌われ、信頼されなくなってしまいます。
逆に、
相手を褒めて相手の評価を高めようとする人
人をバカにせず相手の目線に合わせてくれる人
このような人は、みんなに好かれて信頼されますよね。
このページでもお伝えしましたが、子供が親を見下すような発言をしてしまうのは、親に対する依存と反抗の繰り返しによる「成長過程の副産物」です。
どんな子供にも起こり得ることですので、あまりショックを受けないことが大切ですが、友だちや先生のことを卑下(ひげ)したり、いつも他人の悪口を言うようになったら要注意!
このような態度や発言がクセにならないように、親御さんが時には厳しく叱ってあげることも必要です。
子供には将来、たくさんの人に好かれて周りから信頼される大人になってもらいたいですよね!
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
ご挨拶が遅れて申し訳ありません。家庭教師のジャニアス代表の神田真吾と申します。
私たちは千葉県で活動している家庭教師のグループで、今まで 25年間、たくさんのご家庭に家庭教師を紹介させていただきました。
体験授業などでご家庭にお伺いしてきた中で、親のことを見下すような態度や発言をしている子供もたくさんいました。
親からすればたまったものじゃありませんが、子供の成長過程においてはこのような傾向は多く見られますので、「親への見下し」は、大きな心で受け止めてあげることも必要です。
とは言っても…
「子供とどう接していいか分からない…」
「反抗的な態度にイライラしてしまう…」
このように頭を抱えている親御さんも多いのではないでしょうか。
そんな時は、私たちのような「家庭教師」を試してみてはいかがですか?
小学生や中学生のお子さんにとって、他人のお兄さん・お姉さんの存在は絶大です!
私たち家庭教師は、ただ勉強を教えるだけではなく、それ以外のもっと大切な本質的なことも教えられる存在でありたいと思っています。
このページをお読みいただけたのも何かのご縁。今なら勉強が苦手で、やる気や自信を失ってしまっている小学生・中学生を対象に、無料の体験授業をやっています!
実際に家庭教師を「やる・やらない」は全く別で構いませんので、お子さんのやる気アップ・成績アップのきっかけにお試しいただければとても嬉しいです!
▼ よく見られているページ ▼
家庭教師のジャニアスでは下記の地域にお住いの方に家庭教師を紹介しております。下記に含まれていない地域にお住まいのご家庭でも、家庭教師を紹介できる場合もございますので、お気軽にお問い合わせください。
私たちジャニアスは、どんなに効果がある勉強法でもお子さんに合わない・
続けることができなければ「意味がない」と考えています。
塾や家庭教師選びにご苦労されているご家庭も多いと思いますが、ジャニアスの体験授業は、「やる気のきっかけにしたい」「今の塾と比べてみたい」「今すぐは考えてないけど家庭教師がどんなモノかを見てみたい」などのような、気軽な気持ちで受けていただけたらと思います。
もちろん、体験を受けたからといって、無理に入会を勧めるようなことは一切ありませんので、安心してくださいね(^^)