平成24年から中学校教科書が改訂されます!
こんにちは!ジャニアスの木戸です。
皆さん、ご存知かと思いますが、
平成24年度から中学教科書が改定されます!
しかも今回の改定は、大改定!!
内容は数学や理科を始めとし、従来までの発展的内容が通常の学習内容の扱いとなり、全体的に難易度が高くなるそうです。
ページ数も、どどどど~ん!!と大幅増に。
まさに、「さらば!ゆとり教育」って感じです。
ページ数は現行の約3000ページから約33%増の約4000ページになるそうです。
主要5教科の主な改定内容を紹介します。
【英語】
・3年間の平均ページ数は463ページ。約24%の増加!
・3年間で習う単語が約900語から約1200語へ増加!
・高校で習う文法が中学へ下りてくることは無いようですが、文法内容の学年間の移動が若干あるそうです。(例:受動態を中3→中2へ)
・コミュニケーション能力の育成を狙いとした、英語で自分の意見を書いたり話したりする内容も充実するそうです。
【数学】
・3年間の平均ページ数は785ページ。約33%の増加!
・従来の「発展」の内容が「通常」扱いとなり、難易度が増します。
・中1で「球の体積・表面積」、中3で「解の公式」などが復活します。
・スパイラル的要素が充実し、中1では小学校の内容、中2中3では前学年の内容が随時にあります。
・言語力を重視する点から、「言葉で説明しなさい」「この公式を使って説明しなさい」といった思考力・表現力育成のページが充実しているそうです。
【国語】
・3年間の平均ページ数は1074ページ。約26%の増加!
・近代文学作品(夏目漱石「坊ちゃん」、森鴎外「最後の一句」、太宰治「走れメロス」など)が復活します。
・浅田次郎、池上あきらなど最近の現代作家も登場し、中学生と同世代の子供達が主人公になっている小説などが掲載されます。
・改定常用漢字にも対応しています。
【理科】
・3年間の平均ページ数は829ページ。約45%の増加!
・「分野別」から「学年別」の発行に変更。
・中2では「生物進化」、中3では「イオン」など(他にもたくさん・・・)新たな学習内容が加わります。
・数学同様にスパイラル的要素(前学年内容の確認)が充実しています。
・従来では、実験・観察のみの掲載でしたが、改定後は「結果からどのような事が考えられるか」といった思考の仕方まで踏み込んでいます。
【社会】
<地理>
・平均ページ数は293ページ。約20%の増加!
・世界地理・日本地理ともに全地域学習となり、地方別・地域別の項目が追加。
<歴史>
・平均ページ数は290ページ。約19%の増加!
・「四大文明の詳細」、「三大宗教」、「中世ヨーロッパ」などの世界史事項の内容が復活。
・特徴や流れを把握させる内容が充実しているとともに、短い文章で自分の意見をまとめさせる設問が掲載されています。
(暗記とともに理解と文章力が求められます)
<公民>
・平均ページ数は243ページ。約19%の増加!
・昨年より導入された「裁判員制度」の内容や仕組みが追加。
・社会生活の問題に向き合わせる内容が充実。
うーん・・・
やるしかないですね・・・汗
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