スキマ時間で勉強するアイデア3選
勉強ギライ・忙しいお子さんにも!
「勉強してもすぐに飽きてしまう」
「忙しくて勉強する時間がない…」
「短時間で効率よく勉強させたい…」
お子さんが学力アップを目指すとき「ベストな勉強方法を見つけてサポートしてあげたい!」と感じるものですよね。
近年では「脱ゆとり教育」の一環として、授業時間や授業日数が増え、放課後の時間や休みの日数は減っている傾向にあります。
また、習いごとに通うなど放課後の過ごし方が多様化していることも、お子さんが「忙しい」と感じたり、時間の使い方に悩みを抱えたりする原因の1つです。
このように、勉強をしようと思っても、
・習い事や宿題をこなすので精一杯!
・休みの日も勉強をする時間がとれない!
・でも、睡眠時間は減らしたくない!
そんなお悩みを解決するために、ご家庭で「スキマ時間」を上手に利用する勉強法を取り入れて、お子さんの学力アップをサポートされてみてはいかがでしょうか♪
スキマ時間は暗記系の勉強に最適ですよ♪
スキマ時間で成績アップ!
反復勉強で長期記憶に
勉強は大きく分けて「反復勉強」と「思考勉強」の2種類あります。
反復勉強
漢字や英単語、九九など。短時間で何度も繰り返すことで身につける。
思考勉強
文章読解や算数の応用問題など。時間をとって、じっくり取り組む必要がある。
反復勉強
漢字や英単語、九九など。短時間で何度も繰り返すことで身につける。
思考勉強
文章読解や算数の応用問題など。時間をとって、じっくり取り組む必要がある。
これには、短期記憶と長期記憶に関する脳の仕組みが関係しています。
短期記憶とは、脳の中で記憶の仕分けをしている「海馬」が見聞きした情報を一時的に保存しておくこと。
一度覚えた情報も、1日後には6割以上も忘れてしまうと言われており、ある一定の期限を過ぎると短期記憶の中からも削除されてしまいます。
では、覚えたことを長期的な記憶にするにはどうしたらいいのでしょうか?
短い時間に分けて何度も繰り返して覚える、つまり反復勉強することで「海馬」が覚えたことを長期記憶の方へ移動させてくれます!
ですので、スキマ時間を反復勉強にあてて効率よく暗記をしていきましょう♪
スキマ時間の勉強は、気軽に実践できるため「すぐに勉強に飽きてしまう」というお子さんにもオススメです!
このページでは、お役立ち情報局「みさポン」が、親子で簡単・楽しく実践できる、
「スキマ時間で勉強するアイデア3選」をご紹介させていただきます。
こんなページも見られています!
>>記憶力を高める「育脳トレーニング」のススメ
スキマ時間で英語学習
イメージ記憶を使って覚えよう
この方法は、英単語や短い英文を覚えるのにオススメです!
「イメージ記憶で英語力」の記事でもご紹介しましたが、覚えた単語をすぐに忘れてしまう理由は、英単語を一度日本語に直してから覚える左脳だけを使った記憶法をしているからです。
英単語を長期的に記憶に残すには、右脳のイメージする力を使って日本語に訳さずに単語を覚えるのがポイント!
そこで!
家の中で、モノのイメージと英単語をセットで覚えられる仕組みを作ってみましょう。
たとえば、
階段の段に「one two three」
ドアの表に「push(押す)」
ドアの裏に「pull(引く)」
このように英単語をメモに書いて貼っておくと、毎日繰り返し英単語を見るので自然に覚えることができます。
また、このように日本語に訳さずに英単語を貼っておくことで、イメージと単語をセットで覚えることが出来るので、必要なときにパッと単語が出てくるようになります。
家の中の単語を覚えることができてきたら、単語に関連のある短い英文を紙に貼っておくのもオススメです!
たとえば、
「What time is it?」(今何時?)
ドアに・・・
「Do you have everything?」
(忘れ物はない?)
など、短い文章を貼るようにすると毎日の生活の中に英語を取り入れることができるので、英文だけを暗記しようとするよりも、より実践的に覚えることができますよ。
お風呂時間で反復勉強
リラックスで記憶力アップ
この方法は、四字熟語や県庁所在地などの勉強にオススメです!
冒頭でもご紹介したように、知識を確実に定着させるためには繰り返すことが大切!
ですが、実際のところ「なかなか繰り返して勉強する時間が取れない」というのが本音…。
そんなお子さんも多いのではないでしょうか。
そこでオススメなのがお風呂で反復勉強をすることです。
お風呂に入ってリラックスしているときは、脳波の1つである「α(アルファ)波」が出やすい状態。 そして、このアルファ波が出ているときは、脳の記憶力がアップすると言われているのです!
具体的な方法として、印刷したプリントをファイルなどに入れて防水し、お風呂の壁に貼っておきます。
なかでも県庁所在地の地図や、イラスト解説つきの四字熟語のプリントなど、視覚で学べるものを貼っておくと、勉強ギライのお子さんにも興味を持ってもらいやすいのでオススメです。
また、イラストがあると右脳のイメージ力を使って絵と県名や熟語をセットで記憶できるので、ただ県名や熟語だけを覚えるよりも強い記憶として脳内に残りやすいというメリットがあります!
勉強を楽しんでもらえるちょっとしたキッカケ作りとして、ときどき、
「県名に動物が入っている都道府県はいくつあるかな?」
「身体のパーツが入っている四字熟語を見つけよう!」
というような付箋を貼っておいて、時間があるときにお子さんと答え合わせをしてみてください♪
なぞなぞ感覚で勉強をすることで、お子さんのやる気を引き出すことができます。
このようにお風呂の壁に貼っておくことで、利用するたびに目にするので、自然に反復勉強ができて学習した内容が徐々に長期記憶に変わっていく効果が期待できます!
最近ではお風呂にスマホを持ち込むお子さんも増えているそうですが、視覚で学べる勉強にあててみてはいかがでしょうか?
聴いて覚えよう!
聴覚を使って反復勉強
暗記の方法として、目で見たイラストや文字よりも「耳で聴いた内容を覚えるほうが得意!」というお子さんもいらっしゃいます。
何度も聴いているうちに、CMソングを覚えてしまった!なんて経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そのような感覚で、音声を流して反復勉強をする方法があります。
かけ算九九や百人一首の歌を移動時間などに聴くのも実践方法の1つです!
音声を何度も聞き続けることで自然に記憶に刷り込まれていき、徐々に内容を覚えることが期待できます!
ここで、応用編としてご紹介するのは音声を使った英語の反復勉強です。
まず英語の宿題の休憩時間などに、
「今日どんなことを習ったか教えて!」
という声がけをしてお子さんに英文を音読してもらいます。
そのときに音読した英文を録音してスキマ時間に聴くようにします。
録音した英文を繰り返し聴くことで、単語や文法の反復勉強やリスニング練習ができるほか、スラスラと音読するために英文の内容を理解したり、正しい発音を確認する必要があるので英語を上達させるのにも効果的です!
最初は2〜3文からはじめるなど、お子さんにとって気軽に感じられる範囲で実践してみてください♪
いかがでしたでしょうか?
中学生になると定期テストや部活も始まるため、小学校とは生活リズムや環境がガラリと変わります。
勉強内容もむずかしくなるなか、思うように勉強する時間が取れずに戸惑いを感じるお子さんも多いようです。
ですが!忙しいなかでも「塵も積もれば山となる」ということわざのように、スキマ時間を使ってコツコツ勉強することで学んだことを知識として着実に身につけていくことも可能です!
早いうちからスキマ時間を上手に活用して勉強する習慣を身に付けることで、部活と勉強を両立して、充実した中学生活を送る準備をすることもできます。
ぜひ、ご家庭でちょっとした一工夫をしてお子さんのスキマ時間の勉強をサポートされてみてはいかがでしょうか?
今回は「スキマ時間で勉強するアイデア3選」についてご紹介させていただきました。ぜひ、お役に立てていただけると嬉しいです!
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