
自己効力感を育てて成績アップ!
出来ない…が口グセのお子さんに!

「チャレンジする自信がないみたい…」
「物事をすぐにあきらめてしまう…」

お子さんのこのような一面を見ると、親御さんとしては、解決方法を探してあげたい!と感じるものですよね。
もしかしたら、お子さんは今「自己効力感」が下がってしまっている時期なのかもしれません。
「自己効力感」とは…?
成績上位者の約9割が持っている!
最近、教育の場でも注目されている「自己肯定感」と少し似ていますが、それぞれ違う意味で使われます。
自己肯定感とは?
ありのままの自分の価値を肯定できる感情
自己効力感とは?
自分の能力を信じることができる感情
ある調査によると、小学生の成績上位者の87%は「自己効力感」を持っていることが分かったそうです。この結果からも、自己効力感と学力の高さは比例していると言えますが、それは一体なぜなのでしょうか?
自己効力感が低くなっていると、失敗を恐れるあまり「自分にはどうせムリ」「できない」というように課題に対して消極的になってしまう傾向があります。
反対に自己効力感を高めると、未経験のことや困難に思えることに対しても「自分にはできるはず!」「チャレンジのしがいがある!」と感じられるようになるので、
- 応用問題にもじっくり取り組める
- 計画を立ててコツコツと勉強する
というように、勉強にも前向きにのぞめるようになり、学力結果を出しやすくなると考えられています。

また、自己効力感の高い子供の共通点は「親が自分のことを信じてくれている」と感じているそうです。
つまり、親御さんの関わり方や言葉がけは、子供の自己効力感アップに絶大なパワーを発揮してくれるのです!
お子さんのやる気や自信が下がっている様子が見られたときこそ、ご家庭で再スタートを切るサポートをされてみませんか?

このページでは、お役立ち情報局「みさポン」が、親子で簡単・楽しく実践できる、
「自己効力感アップの秘訣」をご紹介させていただきます。
こんなページも見られています!
>>頭の良い子がやってる朝の〇〇の習慣とは?
隠れた「いいね!」を見つけよう
「自己効力感」がアップする声がけ
子供の自己効力感が下がってしまうタイミング…
それはテストの答案が返ってきたときです。

このときに親御さんがテストの答案にどう反応するかで、お子さんの自己効力感に大きく影響を及ぼします。
できれば時間があるときにお子さんとテストの解答を一緒に見直すようにしてみてください。
そのとき、
・点数や順位の結果だけを見る
・間違えた所だけを指摘する
こういった部分だけに注目してしまうと、お子さんにとって「やっぱり今回も駄目だった…」という印象になり、その結果、自己効力感が大きく下がってしまうことがあるので注意が必要です。
\ そこでオススメなのが /
隠れた「いいね!」を見つけること
例えば・・・
「苦手な漢字、一生懸命覚えていたからマルの数が増えているね!」
「前回は単位をつけ忘れていたけど今回は正解だね!すばらしい!」
というように、お子さん自身も気づかなかったような成長を発見してあげて、一緒に喜ぶ姿勢でいることがポイントです。
バツに目を向けるときも、
「お!ここはバツになっているけれど、よく見るとここの計算式までは合っていたね!」
と、できている部分を認めてあげてから、
「カッコの中を先に計算するって覚えていれば次こそは正解できるよ!」
というように、具体的にアドバイスしてあげてください。

テストの結果を見て、お子さんが自信をなくしてしまっていても、こういった親御さんの声がけが「次こそは出来るかも?」と思えるきっかけになり、自己効力感を高める働きかけをすることができます。
テストの答案を見返すときは、ぜひ、隠れた「いいね!」を探すようにしてみてください!
こんなページも見られています!
>>成績に影響する「褒める・叱る」の言葉がけ
イメージしてやる気アップ!
成功を「代理経験」しよう!
子供の自己効力感を上げる方法の1つに「代理経験」と呼ばれる方法があります。
代理経験とは?
成功者の経験を見聞きすることで「自分にもできそう」という感覚を持つこと。
たとえば、お子さんが憧れているスポーツ選手などの学生時代の話を調べてみるのもオススメです。
最初は試合に勝てずに悔しい思いをしたりケガで練習ができなくて辛い日々が続いたりしたけれど、それでもひたむきに努力し続けた結果、こんなに大活躍できるようになった!
というように、困難をくぐり抜けて成功した話を聞くと、
「あんなにすごい人も、大変なところからスタートしたんだから、ぼくも頑張れば良い結果を出せるかもしれない!」

このように、自分が成功した姿がイメージしやすくなりますので、やる気が刺激され、徐々に自己効力感を取り戻していくことができます。
憧れている人が見つからない場合、映画や本で他人の成功体験を知ることでも自己効力感をアップさせることができるそうです!
お子さんに成功を「代理経験」してもらい、自信を取り戻すきっかけ作りをされてみてはいかがでしょうか?
アルバムを作ろう!
写真を見返して自信アップ!
子供の自己効力感をアップさせるには、写真アルバムを作ることも効果的です!
実際に、家に写真を飾ることで「子供が自信を持てるようになった」と実感される親御さんも多くいらっしゃるようですよ。
なぜ「自信」と「写真」が関係しているのでしょうか?
お子さんの自己効力感が低下したとき、自信をなくしたり、「できない」「ムリ」と感じたりすることが増えるのは、失敗が怖いからかもしれません。
そこで、家族で撮った写真を家の中に飾ることで
「親から大切に思ってもらえている」
と感じることができたり、アルバムを作成してお子さんが一生懸命頑張っている姿を見返す機会を作ることで、
「自分は努力できる人なんだ!」
と実感できたりするので、自分の存在に自信が持てるようになります。
すると、目の前に課題があらわれたときも、
「きっと、できる!」
「失敗しても乗り越えられる!」
と思えて前向きにチャレンジすることができるようになるので、徐々に自己効力感がアップしていきます。
ある調査では、自分のアルバムを作ってもらったことのある学生は、課題への取り組みの持続力が高いということも明らかになっているそうですよ♪
現在では、スマホでも写真が撮れるため、写真を現像したりアルバムを作成したりする機会が少なくなってきているようですが、ときにはアルバムを作成したり写真を部屋に飾って家族で見返す時間をつくることで、お子さんの自己効力感アップにつなげてみてはいかがでしょうか♪

いかがでしたでしょうか?

「自己効力感」は最近、教育やビジネスなどの分野でも注目されはじめているそうです。
自己効力感がアップすると、新しいことにチャレンジしたり、目標達成のために積極的に取り組むことができるようになるので、将来、志望校を目指すときや資格取得などでも良い結果を出すのに役立ってくれます♪
ある国際調査によると、日本の中高生は他の国と比べて「能力に対する自信に欠けていると感じている=自己効力感が低い」ということが明らかになったそうです。
とはいえ、自己効力感はいつからでも高めることが可能です!
そのためには、
・失敗しても怒らずに努力を認める
・小さい成功を見つけてたくさん褒める
というように、親御さんがいつでも「お子さんの応援隊」でいると感じてもらうことがカギとなります。
お子さんにとって安心を感じられる環境をつくり、自己効力感アップをサポートされてみてはいかがでしょうか?
今回は「自己効力感を育てる方法」についてご紹介させていただきました。ぜひ、お役に立てていただけると嬉しいです!
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