
伸びる子供の共通点はやり抜く力!
「GRIT(グリット)」を育てる方法

「部活も勉強も頑張れる子にしたい!」
「こどもの活躍を応援したい!」

これからの時代、お子さんが持っている素質を精一杯発揮させるにはどんな力が必要なのでしょう?
いま、その答えとして注目を浴びているのが、
「GRIT(グリット)=やり抜く力」です!
GRIT(グリット)ってなに?
4つの「やり抜く力」とは?
Guts(ガッツ)
→ 困難に立ち向かう力
Resilience(レジリエンス)
→ 挫折しても立ち直る力
Initiative(イニシアチブ)
→ 自発的に目標を見つける力
Tenacity(テナシィティ)
→ 忍耐強く努力する力
それぞれの頭文字をとってGRIT(グリット)と呼ばれています。

学生を対象にしたある調査によると、成績が伸びる生徒は共通してGRITを持っていることが明らかになりました。
たとえ最初は勉強に苦労していたとしても「欠席をしない・忘れ物をしない・しっかりノートをとる・質問をする」というようにコツコツと努力する姿が見られた生徒は、後に予想以上に良い成績を取ることができたそうです。
このような調査結果から、教育業界でGRITが注目されはじめている一方で、現代人は「頑張る力」が不足してきていると言われています。
最近ではスマホが普及し、SNSやゲームなど情報が頻繁に更新されるものを連続的にチェックできるようになりました。
手軽に息抜きができるようになった反面、ひとつのことに集中しづらい環境になったことが現代人の忍耐力を下げている原因の1つだと考えられています。
現代人の「頑張る力」が低下していると言われているなか、早いうちからお子さんの「GRIT」を身につけるサポートをしてみませんか?
「やり抜く力」が育っていると学業はもちろんのこと、さまざまな分野で成果をあげることが期待できます!

このページでは、お役立ち情報局「みさポン」が、親子で簡単・楽しく実践できる、「子供のGRITを伸ばす方法」をご紹介させていただきます。
こんなページも見られています!
>>頭の良い子がやってる朝の〇〇の習慣とは?
日常からやり抜く練習を
小さいゴールを設定しよう
まずは「GRIT」の2項目、
Guts(ガッツ)とResilience(レジリエンス)を伸ばしていきましょう。
Guts(ガッツ)
→ 困難に立ち向かう力
Resilience(レジリエンス)
→ 挫折しても立ち直る力
具体的な実践として、お子さんが手強いことに直面しているときに「小さなゴールを設定してクリアしてもらう」という方法があります。
たとえば「二重跳びが、うまく跳べない…」というとき、ついつい練習を手伝ってあげたり手助けのアドバイスをしたくなるものですが、お子さんは「困難に立ち向かう力」を鍛えている真っ最中!親御さんはグッとこらえて見守ってあげる姿勢でいることが大切です。
まずは、お子さんに「二重跳びを3回跳べるようになる!」など、ゴールを設定してもらい「どうしたらうまく跳べると思う?」と声をかけながら、お子さん自身が工夫してクリアできるように誘導してみてください。
「高くジャンプする練習をする!」
「縄の持ち方を変えてみる!」
など、ゴール達成のために考えをめぐらせたり、思いついたアイディアでクリアに一歩近づけたりする経験は「困難に立ち向かう力」を伸ばしてくれます。
このとき、たとえお子さんが考えた方法で失敗してしまっても、
「チャレンジがカッコよかったよ!」
「一生懸命よく頑張ったね!」
という言葉をかけてあげることがポイントです
親に努力を褒められたときの嬉しさから、
「次はこういう方法でやってみよう!」
「今度こそは跳べるようになりたい!」
と思えるキッカケになり、徐々に「忍耐強く努力する力」も育っていきます!
このように、日常から小さなゴールを用意して乗り越える練習を重ねることで、勉強やスポーツなどで課題を目の前にしたときにも自分で工夫してゴールをクリアした経験や努力を褒めてもらえた喜びを思い出すことが出来るので「あのときみたいに頑張ってみよう!」と立ち向かう力が身についていきます。
こんなページも見られています!
>>成績に影響する「褒める・叱る」の言葉がけ
刺激し合いながら伸ばす
家族で楽しくチャレンジ!
さらに「GRIT」の2項目、
Initiative(イニシアチブ)とTenacity(テナシィティ)を伸ばしていきましょう。
Initiative(イニシアチブ)
→ 自発的に目標を見つける力
Tenacity(テナシィティ)
→ 忍耐強く努力する力
これらを伸ばす手段として、家族全員がそれぞれにとって少しだけ手強そうなことにチャレンジするという方法があります。
ここでは親が子供の課題を決めるのではなく、子供自身に設定してもらうことがポイントです。
とくに、好きなことにチャレンジすることで「GRIT」を伸ばしやすい傾向があるので、最初は課題の範囲をしぼりすぎないようにして、
「25メートルを泳げるようになる!」
「お母さんは毎日新しい料理にトライ!」
「お父さんは資格試験にチャレンジ!」
など、それぞれが挑戦したいことを選んでみてください。
誰かに決められたことではなくお子さん自身で決めたことに取り組むことで「自発的に目標を見つける」練習になります。
また、家族全員で挑戦することで、お子さんがくじけそうになったとしても「お母さんも頑張って続けているから僕もあと少しやろう!」というように、親御さんをお手本にすることでやる気が起こり「忍耐強く努力する力」も育ってきます。
もしも思ったように課題を続けられないときは、見切りをつけて次のことにチャレンジしてもOKです!
そのときは、今やっていることを「今週いっぱいは続ける」「このページまでは本を読む」など、区切りがいいところを自分で決めてそれまでは続けるようにしてもらうことで目標を決めて辛抱強く努力する練習にもなります。
ぜひご家族で、お互いに刺激しあいながら、楽しく取り組んでみてください!
親の経験談を共有する
立ち直る力を身につけよう!
この方法は「GRIT」の、
Resilience(レジリエンス)を身につけることが期待できます!
Resilience(レジリエンス)
→ 挫折しても立ち直る力
日常から「立ち直る力」の土台を育てておくことでお子さんがスポーツや勉強などで苦い経験をしても、すぐに切り替えて、次のチャレンジができるようになります。
その足がかりとして、親御さんが挫折を乗り越えた経験をお子さんに聞いてもらうというのも一つの方法です。
たとえば、
「お父さんが小学生のとき、バスケットボール教室で練習しても試合に出られなくて落ち込んだけれど、上手な子にコツを聞いて真似してやってみたらレギュラーに選ばれるようになったんだ!」
というように、挫折した経験と立ち上がるまでの過程を共有する機会を作ってみてください。
そうすることで
「つまづいても、新しいやり方を見つければ良いのか!」
「挫折から再スタートしたお父さん、カッコいい!」
と、辛いことが起こっても乗り越えるための色々な方法があることや、ものごとをやり抜く姿勢を学ぶことができます。
身近な存在である親御さんは、お子さんにとって1番のお手本です!
このように親御さんの経験談から「挫折しても立ち直る力」を学ぶことで、お子さん自身が今後さまざまな経験をするときに役立てることができます。

いかがでしたでしょうか?

ある研究では、経営者やスポーツ選手など様々な業界のトップで活躍している人も共通して「GRIT」を持っているということが明らかになりました。
最近ではこの「GRIT」を採用の評価基準として取り入れている企業も増えています。
「継続は力なり」という言葉もあるように、困難なことや失敗がおこっても「最後までやり抜く力」こそが、子供から大人まで共通している成功の秘訣なのですね!
「GRIT」は何歳までに身につけなくては遅いというものではなく、いつでも誰でも身につけることができるようです!
ですが、早いうちから「やり抜く力」を伸ばしておくことでお子さんの成績アップにはもちろんのこと、部活や受験、就職活動にも役立てることが出来ます!
ご家庭で「4つのやり抜く力」を育てる方法を実践してお子さんのあらゆる分野での活躍をサポートをされてみてはいかがでしょうか?
今回は「子供のGRITを伸ばす方法」についてご紹介させていただきました。ぜひ、お役に立てていただけると嬉しいです!
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