中1ギャップを乗り越えよう!
小学生と中学生の学習面の違い
「小学校の時はできてたのに…」
と、感じることはありませんか?
ちょっと思い出してみてください。
中学校に入学した頃は、どんな気持ちでしたか?
新しい制服に袖を通し、ピカピカのカバンを手に取って、「これから頑張るぞ!」という気持ちで校門を通ったお子さんも多いのではないでしょうか。
あれから月日が経ち… 現実問題として、小学校の頃とは違う様々な変化に困惑してしまうお子さんも多く、特に勉強面では…
「中学に入ってから急に勉強ができなくなった…」
「小学校までは90点とか取っていたのに、中学校では見たことのない点数を取ってきて…」
といったようなお悩みを抱えている方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
小学校と中学校の違いには、
大きく分けて「学習面」と「生活面」の違いがあげられます。
この“違い”を知らないままで中学生活に入ってしまうと、変化のギャップが大きなストレスとなってしまい「成績不振」や「無気力」「不登校」などの、お子さんに良くない様々な影響を与える原因となってしまいます。
そんな中、中学生をお持ちのご家庭にとって
一番気になるところは、やっぱり「勉強」のことではないでしょうか?
「二年生になったらもっとヤバイかも…」
「今のままだと将来の高校受験が心配…」
このように漠然と不安を感じていらっしゃるご家庭やお子さんも多いと思いますが、もう少し具体的に、小学校と比べてどんなところが変わっているのかを知ってから、対策をとっていくことが大事です。
だからこそ!このページでは、
小学校と中学校の”学習面の違い”に注目しながら、さまざまな環境の変化への向き合い方をご紹介させていただきます。
生活面の違いも要注意!
>>中学から大きく変わる「生活面の違い」
こんなに違うの?
中学校からの学習面の変化
中学校は小学校の頃と比べて「学習内容が難しくなる…」「授業のペースが早くなる」ということはご存知の方も多いと思います。
細かいところでは、さまざまな違いがありますが、ここでは、特に知っておいてほしい学習面の違いを紹介します。
- 授業中に予習復習をやらない
- 宿題が「1ページ学習」に!
- 英語が超本格的になる!
- 質も量もレベルが高くなる
- テスト範囲が広くなる
- 成績が細かい数字で示される
~ 学習面の違いを知ろう ~
授業中に予習復習をやらない
小学校の頃は「三段階授業」といって、授業中に予習・復習をやってくれました。
授業のはじめに前の授業で習った”復習(確認)”をしてから”新しい内容”を習って、次の授業の”予習(準備)”もやってくれました。
ところが!中学からは…
授業中には”予習・復習”を一切やらず、
常に「新しい内容」しかやってくれません。
学習内容が多い中学では、授業中に予習復習をやってしまうと、教科書の内容が終わらなくなるためです。
生徒がわかってもわからなくても先へ先へと進んでしまう中学校。その授業についていくためには、“家に帰ってからの予習復習”が絶対的に必要というわけです。
中学校の授業にしっかりと付いていけるかどうかは、自宅での予習・復習の習慣付けにかかっていると言っても過言ではありません。
中学生になったら(できれば小学生のうちに)、予習・復習のやり方をしっかり身に付けておきましょう!
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~ 学習面の違いを知ろう ~
宿題が「1ページ学習」に!
「計算ドリルの10ページ~12ページを明日までに終わらせなさい」
「漢字ドリル2ページ分を5回ずつ漢字ノートに練習しなさい」
このように小学校での宿題は、細かく具体的に出されていましたよね。
ところが中学校では、1ページ学習という生徒の自主性に任せるような宿題しか出されません。
つまり、
「何でもいいから1ページ勉強しなさい」
というような宿題が出されるのです。
「何でもいいから…」なんて言われても、具体的に何をどれくらい勉強すればいいのかわからなくて困惑してしまう中学生も多いと思います。
ノートにたくさん勉強しても「1ページ」。
単語を2~3個だけ書いても「1ページ」。
このように、あやふやな宿題の出し方では、たくさん勉強する子と、少ししかやらない子との学習量の差がどんどん広がってしまうのです。
1ページ学習で広がる“成績の格差”
成績の分布図を見ますと、以前までは平均点近くの得点が一番多く、山型の線を描いていました。ところが近年では、高得点者と低得点者が多い谷型を描く線となっています。
つまり、勉強が出来る子と出来ない子の学力差が広がっているのです。
中学校からは“与えられたこと”をこなすだけではあっという間に勉強がわからなくなってしまいます。
成績の格差がどんどん広がってしまう中学からは、自主的な勉強が大切であることを覚えておいてください。
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>>1人の時の勉強のやり方にこだわるワケ
~ 学習面の違いを知ろう ~
英語が超本格的になる!
小学校でも英語は習いましたが、英語に慣れるためといった要素が強く、そこまで本格的ではありませんでした。
ところが!中学からの英語は“学問としての科目”になるので、小学校の頃とは比べ物にならないくらい超本格的になります!
さらに英語は“積み重ねの教科”ですので、一度つまずいてしまうと一気にわかならなくなってしまう恐ろしい教科。小学校で習った英単語を覚えていない状態で中学に入ってしまうと、初っ端の英語の授業からつまずいてしまいます。
中学からは英語が本格的になるということを意識していなかったばっかりに、「英語が大っ嫌い」という中学生も少なくありません。
中学校の英語授業が超ヤバイ!
令和3年度から、新しい学習指導要領によって中学校の教科者が大きく改訂されました。
中でも一番の大きな変化が「英語」です。
覚える単語数が約2倍になり、英文法も高校で習っていた内容の一部が中学に降りてきます。英語を使った授業が基本となり、まさに「オールイングリッシュ!」。今までの読み書きに加え、聞く力・話す力が重視されます。
ついに中学も教科書改訂!
>>2021年からの中学英語が超ヤバイ!
~ 学習面の違いを知ろう ~
質も量もレベルが高くなる
中学校の授業は小学校の頃と比べて学習量がとても多く、そのペースも学習レベルも上がります。
英語が学問として本格的になったり、算数が数学に変わって難しくなったり。ひらがなでもマルをくれた社会が、漢字で書かないとバツになったり。大好きだった理科が、中学から大キライになってしまう子も少なくありません。
「小学校では80点以上取れてたのに…」
「中学に入ってから点数がガタ落ちで…」
中学生になってからも、小学校と同じ感覚で考えてしまうと、勉強自体が大嫌いになってしまうことも起こりうることなのです。
量も質もレベルが高くなる中学の勉強についていくためには、できるだけ早い段階で、勉強のやり方をしっかりと掴んで、家庭学習の習慣をつけていくことがとても大切です。
中学からは教科担任制になる!
小学校の授業では、クラス担任の先生が全ての教科を教えていましたが、中学校からは「教科担任制」といって、教科ごとに先生が変わります。
教科担任制になる中学からは、その教科の先生との相性(好き・嫌い)によって、得意教科・不得意教科が出てきます。
たとえば、数学の先生が好きなら数学が好きになりますし、英語の先生が嫌いなら英語が嫌いになってしまうというわけです。
先生を選ぶことは出来ないので相性については仕方がないことですが、特に中学校からは、得意・不得意の教科が先生によっても大きく変わってしまうことがあるということも覚えておきましょう。
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~ 学習面の違いを知ろう ~
テスト範囲が広くなる!
小学校の時にも確認テストがありました。
表と裏があるカラーのテストで、月に1回~2回くらいあったと思います。
ちゃんと授業を聞いて、宿題とかもやっていれば、テスト勉強をやらなくても、80点とか90点とか、たまに100点取れる子もいましたよね。
中学校では、定期テスト(中間テスト・期末テスト・学年末テストなど)と呼ばれる超大事なテストがあり、年間でたったの4回くらいしかありません。
(※テストの回数は中学によって異なります)
みんなテストなんか嫌いですよね。そんなテストの回数が少なくなるって「ラッキー!」って思うかもしれませんが、全然ラッキーじゃないんです!
中学の定期テストは範囲が広い!
中学校の定期テストは、メチャメチャ範囲が広いです。
教科書のページ数で1教科50~60ページくらい…。5教科なら200~300ページくらい出ます…(汗)
膨大なテスト範囲を見ただけでもうんざりする子も多く、定期テストって中学生活の中で一番悩ましい頭痛のタネかもしれません、
もちろん定期テストだけではなく、この先やってくる高校入試の為にも、少しでも早いうちに”正しいテスト勉強法”を身につける必要があるのです!
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~ 学習面の違いを知ろう ~
成績が細かい数字で示される
小学校のテスト結果は”点数のみ”で付けられていました。
例えば、算数のテストで80点だったとしても、それが他の子と比べて「出来ているかどうか」がわかりませんよね。
テスト結果の基準がわからないので、小学校ではなんとなく出来ているって感覚で安心してしまうことも多いです。
ところが!!中学校では…
点数だけではなく、順位や平均点で比べられてしまいます。
クラスで35人中22位とか、英語の点数が54点でクラスの平均点が67.5点とか…。
このような相対的な評価によって、他の子と比べてお子さんが”出来るほう”か”出来ないほう”かが、一目瞭然でわかってしまうのが中学校のテストというわけです。
「小学校までは出来ていたのに…」
「中学から急に出来なくなった…」
小学校までは出来ていたと思っていたご家庭が、中学校の定期テストでは想像に及ばない結果や順位を目の当たりにして、ショックを受けてしまうことが少なくありません。
通知表の成績が高校入試の直結!?
定期テストの点数だけではなく、通知表の評価も中学からは細かくつけられます。
小学校までは「◎」や「よくできた」「できた」など、なんともあやふやにつけられていた成績ですが、中学校では5段階評価の数字でつけられます。
この5段階評価の成績は、定期テストの結果や提出物、授業態度などで決められますが、のちに高校受験で大切な“内申点”となり、高校合格の合否に大きく関わってくるんです。
千葉県の公立高校入試の場合は、中学3年間分の成績の合計が内申点となるので、中1の初めの定期テストから高校入試が始まっているということを覚えておいてください!
千葉県の内申書を徹底解説!
>>内申書(調査書)について詳しく見る!
いろいろな変化がありますが、
今ならまだ間に合います!
このページでは、学習面を中心に小学校と中学校の違いを説明させていただきましたが、いかがだったでしょうか。
私たち家庭教師のジャニアスでは、今までたくさんのご家庭に勉強面や生活面のアドバイスをさせていただきましたが、中学1年生の時点で「このままじゃマズイ!」と気づいたお子さんほど、勉強で大逆転できた子が多いです。
お話ししたように、学習面では特に、“小学校と中学校の違い”をしっかりと認識し、小学校の「与えられる勉強」から、中学校の「自分からやる勉強」への変化にしっかりと対応していくことが成績アップのカギです。
お子さんにピッタリ合った勉強のやり方さえつかむことができれば、楽しく有意義な中学校生活が送れることは間違いありません!
学習面については、少なからず心配があると思いますが、
あれもこれもやるのはNGです。
「まずは、1日15分から!」
帰宅後は今日の授業の復習をして、明日の予習で教科書の要点だけでも読んでおくなど、時間を決めてルール化するだけで習慣がつきやすくなりますよ!
私たち家庭教師のジャニアスでは、今までたくさんの“中1ギャップ”にお悩みのご家庭に勉強面や生活面のアドバイスをさせていただきました。
このページでは、少し怖がらせるようなことも言ったかもしれませんが、小学校感覚のまま過ごしてしまうと、中学校ではあらゆる意味で苦労してしまいます。(本当です…)
待ちに待った中学校生活!
思いっきり楽しんで充実させてほしい!
親御さんに限らず、私たちもそう心から願っています。
ただでさえ不安が多い今の時期に、少しでもこのページがお役に立てれば、こんなに嬉しいことはありません。
家庭教師のジャニアスでは、どんなに勉強がキライな子でもできる“お子さんが1人の時の勉強のやり方”から教えて、やる気や成績アップの結果を出してきました。
今なら「無料の体験授業」でやり方を教えていますので、ぜひこの機会を最大限に活かして、“中1ギャップ”に打ち勝つ第一歩を踏み出してみませんか?
もちろん、体験授業を受けていただいたからといって、ご入会への無理な勧誘は一切ありませんのでご安心ください。
体験授業でお会いできることをスタッフ一同、楽しみにしています。
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