中学生の勉強法
予習復習のやり方編
突然ですが、お子さんは、
「予習・復習」をやっていますか?
「予習・復習をしなさい!」
と言われても、実際に何をしていいかわからない…という中学生が多いことは珍しいことではありません。
なぜなら、学校でも塾でも、予習・復習のやり方は教えてくれないのが現実だからです。
ただ漠然と予習・復習をやってみても、やり方が間違っていたり、予習・復習それぞれの正しい意味を理解しないままでは、結果を出せないどころか、
”勉強の悪循環”にハマってしまう中学生も非常に多いのです。
ではなぜ、中学生にとって
予習・復習が大切なのか?
それはズバリ!
学校の授業を理解するため!
公立校では中学校の定期テストも高校受験も、基本的にはすべて学校の授業で習ったこと(=教科書の範囲内)から出題されます。
ですので、すごく単純に考えると、教科書の内容さえしっかり理解出来ていれば、成績は5段階で「5」を取れますし、高校入試でも上位校~トップ校に合格できるということです。
その上で一緒に考えてみましょう!
現役の中学校教師に聞いた!
>>内申点の効率的な上げ方とは!?
勉強が好きな子も嫌いな子も、
1日の中で一番多く勉強している時間は「学校の授業中」。
中学生であれば誰しも平等に与えられる「学校の授業中」をどう活かすかが成績アップのカギを握るということが、何となくおわかりいただけると思います。
ところが、学校の授業について行けなかったり、教科書が中途半端なうちに、他のいろんな勉強法に手を出してしまう子がほとんどです…。
これは、みすみす成績アップを逃しているようなもの。 一番実力がついて、成績が上がる方法が近くにあるのに本当にもったいない…とさえ思ってしまいます。
だからこそ!まずは学校の授業を理解するためにも、
”教科書中心の勉強のやり方”をつかむこと!
これこそが勉強が苦手な中学生にとって最も必要で、 一番成績アップできる勉強法なのです。
待ってはくれない中学校の授業…
どんどん先へ進む中学校の授業…
「なんでこんなに…」とお思いの方もいらっしゃるかもしれませんが、それは、小学校と中学校の授業のちがいにあります。
小学校の時は授業中に予習・復習をやってくれていました。
授業のはじめには、前の授業でやった復習をしてから新しい単元に入り、授業の最後には次の日の予習をやってくれました。
宿題も細かく出され、与えられたことさえやっていれば、テストでも高得点が取れる子が多かったと思います。
中学校では、授業中に予習・復習をやってくれません。
宿題も「1ページ学習」くらいしか出されず、やる子とやらない子の学力差がどんどん広がってしまいます。
もっと詳しく知りたい!
>>小学校と中学校の違いを見る
成績を上げていくためには、定期テスト対策や受験対策などの目的に合わせた勉強法ももちろん大切です。
ですが今、お子さんが勉強を苦手と感じているのであれば、まずは何よりも、正しい予習・復習のやり方を身につけ、習慣にしていくことを強くオススメします。
「それが出来れば苦労しないのよ…」
「どうすれば予習復習が身につくの?」
私たち家庭教師のジャニアスは、教科書と授業に完全に添った予習・復習のやり方から教えることで、勉強が苦手なお子さんでもグングン成績アップできるような仕組みがあります。
それではお待たせしました!
ここからは、中学生の勉強法の中で最も大切な、
「ジャニアス流・予習復習法」をご紹介させていただきます!
こんなページも見られています!
>>定期テスト攻略法はこちら!
①予習について
「予習」というと、まだ何も知らない漠然としたものに向かって勉強しなきゃならないというイメージがあって、どうしても「予習が苦手…」という中学生も多いのではないでしょうか。
ですが、私たちジャニアスでは、
「予習」は、映画を見る前に“予告編を見る”ことと同じだと考えています。
ホラー映画なのか?それともアクション映画なのか? 予告編を見て映画の大まかなあらすじを事前に知っておくと、本編の内容がどんどん頭に入ってきますよね?「予習」はその感覚とほとんど変わらないように思います。
予習する本当の目的とは…?
前もって少しでも情報を頭に入れておくことで、学校の授業中に教科書の大事なところ(要点)を聞き逃さないため。
つまり!「予習」をしておくことによって、
授業を最大限に活かせるようになる!
授業中に理解を深めることができる!
・・・というワケです。
カンタン!たったの1分~2分
ジャニアス流・予習法【基本編】
ジャニアスの予習法は超カンタン!
授業の前日に教科書の要点を1回読むだけ!
要点を読んでみて、その場で覚えられなかったり理解できなくても大丈夫。
意味がわかってもわからなくても1回だけ読んでおくこと!
ホントにこれだけで十分なんです。
「ジャニアス独自の要点チェック法」を教えています。
大切なのは、たとえ少しの時間でも“毎日の習慣”にすること。どんなに勉強ギライなお子さんでも毎日続けられる必要最低限のやり方を身につけてもらいます。
「ホントにそれだけで大丈夫なの?」
とお思いの方に、教科書の要点を読むメリットの一部をご紹介します!
- 集中して授業を聞くことができる
- 授業中に疑問を解決することができる
- 授業中にわかることが増える
- 授業中に自分の弱点がわかる
たった1~2分の予習をするだけで、こんなにメリットがあるんです。
これがもし難しいやり方なら諦めてしまいそうですが、すごい簡単で、しかもこんなメリットがあるとしたら、勉強が苦手なお子さんには持ってこいの勉強法だと思いませんか?
例えば…
今日の数学の授業では、教科書の18ページまで習ったとします。
ということは…
次回の数学の授業では、教科書の19ページに入りますよね。
そこで!明日の授業の予習として、
教科書19ページの要点を読みます。
ここでは「絶対値と数の大小」ですね。
さっそくP19~P22の要点を読んでみましょう。
※Aコースで使用する「予習・復習ラクラク帳」より
>>ジャニアスの選べる2つのコースを詳しく見る
1. 絶対値
・符号を変える
ある数の符号をとりかえた数をつくること
(例)+3⇒-3、-1⇒+1
・絶対値
数直線上で、0からある数までの距離を、その数の絶対値という
2. 数の大小
・正の数は負の数より大きい
・正の数は0より小さく、絶対値が大きいほど小さい
・数の大小は不等号(<、>)を使って表す
こんな感じで要点を読んでみました。
まだ授業で習っていないところなので、この時点ではわからないところがあっても全く問題ありません。
今まで、家庭学習の習慣が全くなかった子、勉強が大嫌いな子は、予習は、ここまでの【基本編】だけで大丈夫です!
カンタン!たったの2分~5分
ジャニアス流・予習法【発展編】
予習の【基本編】で要点を読んでみて、
「カンタンそう♪」
「何かわかったっぽい♪」
なんて思ったら、要点の下にあるパターン問題をやってみましょう!
※Aコースで使用する「予習・復習ラクラク帳」より
>>ジャニアスの選べる2つのコースを詳しく見る
例題なのですぐに解き方や答えがわかりますし、ここでは「解いてみる」というより「見てみる」だけでもOKです。
ここまでやれば“予習”は完璧ですね!
このように、何もしないでただ漠然と授業を受けるよりも、
たったの2~3分でも予習をした上で学校の授業を受けた方が、ダンゼン授業を理解しやすくなるのです!
教科書の要点がわからないまま先へと進んでしまうのは、雪だるま式に「出来ない・わからない」が積み重なってしまうので、教科書の要点は、1ページ1ページ確実に理解していくことが何よりも大切です。
②学校の授業
お子さんが、学校の授業をどんな感じで受けているかを想像したことはありますか?
居眠りやおしゃべり…いやいや、それは論外なんですが(笑)
「先生の言っていることをボーっと聞いているだけじゃないの…?」
こんな想像をされる保護者の方も多いのではないでしょうか。
実は… 授業の受け方にもちょっとしたポイントがあるんです。それは、
予習で読んだ「教科書の要点」を集中して聞くこと!
1コマ50分間の授業内容を、すべて漏らさずに集中して聞くなんてことは、どんなに勉強が好きな子でもムリですよね…。
授業中に先生が説明する内容には、聞き逃してはいけない重要なところと、頭を休めてもいい重要ではないところがあります。
重要なところというのは「教科書の要点」のことですね。
先ほど、数学の予習で教科書の要点の“絶対値と数の大小”を読みましたが、次の数学の授業中には、先生は必ず“絶対値”のことを説明します。
その時に、
「昨日の予習で読んだ要点のところだ!」
と気付けるようになります!
前の日に予習で読んだ「教科書の要点」の中で、読めない漢字やわからない部分があれば、そこを集中して聞くことができるので、授業中にわかることがどんどん増えていきますよ!
ほんの少しの予習だけで、授業中の集中力はもちろん、授業の理解度も大きく変わってきます☆
③復習について
「復習」とは文字通り、習ったことなどを自分自信で繰り返し練習すること。
勉強だけに限らず、部活や習い事でも、教えてもらうだけではなく、自分自身で練習(復習)することで上達していくものです。
学校の授業で教わったことって、その場では理解していたつもりでも、実際に問題を解いてみたら全然わかからなかった…、なんてことってありませんか?
復習する本当の目的とは…?
授業で習ったことを、もう一度、自分自身で練習することで、自分の知識として確実に定着させるため。
さらに、実際に問題を解いてみることで、「できる」「できない」の仕分けができるようになるので、
できないところはもう一度!
できるところは次のステップへ!
このようなプロセスを、お子さん自身が把握するためのものでもあります。
正しい復習のやり方を身に付けて、それを習慣にすることで、
わかるところが増えたり!自分のニガテな部分がわかったり!
今まであやふやだった勉強が、どんどんラクになっていくんです!
カンタン!たったの5分~15分
ジャニアス流・復習法
ジャニアスの復習法は超シンプル!
授業で習ったところの問題を解いてみます!
実際に問題を解いてみることで、授業で教わった内容を知識として定着させることができますし、本当に理解できているかを確認することもできます。
大切なことは、その日のうちに復習すること。
私たち家庭教師は、生徒さんに「今日習ったことは今日復習しよう!」と口を酸っぱくして伝えています。
「どうして習った当日がいいの?」
とお思いの方に、その日のうちに復習するメリットをご紹介します!
- 当日の復習が一番定着しやすい
- 覚えている状態での復習が一番ラク
- 小出しの復習は習慣がつきやすい
- 定期テストの勉強が超ラクになる
ほんの少しずつでも!その日のうちに復習する習慣がついていくと、成績アップはもちろん、驚くほど勉強がラクになっていきます!
この復習が、毎日2時間…とかだったら、誰もやりたくないですが、もしも、初めは1日たったの15分でOK!とかだったら、勉強が嫌いなお子さんでもやれそうな気がしませんか?
では、先ほどの【予習】⇒【授業】の続きから、具体的に【復習】のやり方を説明していきますね!
授業では、教科書19~22ページの「絶対値と数の大小」を習いました。
そこで!家に帰ったらその日のうちに「絶対値と数の大小」の問題のパターンを解いて復習をします。
※Aコースで使用する「予習・復習ラクラク帳」より
>>ジャニアスの選べる2つのコースを詳しく見る
授業で習ったその日のうちなら、なんとなく内容は覚えていますよね。
少しでも覚えているうちに問題を解くことで、自分の実力として定着しやすくなりますし、できる問題とできない問題の仕分けができるようになります。
カンタン復習法★5ステップ
① まずは自力で問題を解く
② 答え合わせを自分でやる
③ 間違えた(できなかった)問題にチェックをつける
④ 間違えた(できなかった)問題は解説を見ながらもう一度解いてみる
⑤ それでもできなかった問題はさらにチェックをしておく
※具体的なチェックのやり方は私たち家庭教師が細かく教えていきます。
ここまでやれば、復習はバッチリですね!
このように復習をすれば、お子さんの「できる・できない」の仕分けが出来るようになるので、家庭教師の指導では、お子さんが”できなかったところ”を効率よく教えてあげることができます。
たくさんの問題を解いたり、長い時間繰り返しの暗記をしたり…、それももちろん大切なことですが、一番大切なことは、少しでも覚えているうちに復習すること。
なぜなら、人間の脳みそってコンピューターと違って、忘れてしまうように出来ています(泣)。だから、「忘れる」ということの方が自然なことなんです、安心してください(^^)
ちょっと唐突ですが…
「エビングハウスの忘却曲線」って聞いたことありますか?
ドイツの心理学者、ヘルマン・エビングハウスという人が実験から導き出した結果なんですが、人は暗記した後、1日経っただけで覚えたことの、なんと「74%」も忘れてしまうそうです。
せっかく覚えてもこれじゃあやる気も無くなっちゃいますよね…。
では、その忘却を抑えるためにはどうすればいいでしょうか?
それは・・・!
忘れないうちに復習すること!
重要なのはそのタイミング。忘れてしまってから復習をするよりも、まだ記憶が新しいうちに(覚えているうちに)復習をした方が楽に知識が定着していきます。
何度も繰り返しで恐縮ですが、
習ったその日のうちに復習する!
これを忘れずに復習を始めていけば、
成績はガラッと変わります!
復習をして出来なかった問題やわからなかったところは私たち家庭教師がわかるまで丁寧に教えます!
復習をやらずに“問題のパターン”がわからないまま先へと進んでしまうと、定期テストでイチからすべてやり直さなければならなくなり、勉強が大変になるどころか、成績は上がらずに“勉強の悪循環”に陥ってしまいます。
1日たったの10分でも、 正しいやり方で復習をする習慣がつけば、どんどん成績が上がっていくんです!
最後までお読みいただきありがとうございます。
ご挨拶が遅れて申し訳ございません。ジャニアスの代表、神田真吾と申します。
私たちジャニアスは、これまで 25年間、千葉県の家庭教師グループとして、たくさんの中学生に勉強を教えてきました。
勉強がニガテで大嫌いなお子さん
やる気も自信も失ってしまったお子さん
そんな中学生のお子さんに共通していることは、
一人のときの勉強のやり方が掴めていないということです。
大事なことをもう一度言わせてください。
本気で成績を上げようと思ったら、
お子さんが家で一人でやる勉強を見直すことから始めてください!
やみくもに勉強を進めて行くより、“正しい予習・復習”のやり方を身につけ、それを習慣にしていくことが、何よりの成績アップの近道です。
今なら!勉強嫌いな中学生を対象に、
【成績アップの秘訣☆予習・復習のやり方】がわかる、無料の体験授業を行っています!
すでに、塾や他の家庭教師センターをご検討中の方は、私たちジャニアスとぜひ比べてみてください。明らかな違いが実感できることと思います。
もちろん、無理な勧誘は一切ないことをお約束いたします。勉強や進路のことだけでも、私たちにご相談していただければ嬉しいです♪
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家庭教師のジャニアスでは下記の地域にお住いの方に家庭教師を紹介しております。下記に含まれていない地域にお住まいのご家庭でも、家庭教師を紹介できる場合もございますので、お気軽にお問い合わせください。
私たちジャニアスは、どんなに効果がある勉強法でもお子さんに合わない・
続けることができなければ「意味がない」と考えています。
塾や家庭教師選びにご苦労されているご家庭も多いと思いますが、ジャニアスの体験授業は、「やる気のきっかけにしたい」「今の塾と比べてみたい」「今すぐは考えてないけど家庭教師がどんなモノかを見てみたい」などのような、気軽な気持ちで受けていただけたらと思います。
もちろん、体験を受けたからといって、無理に入会を勧めるようなことは一切ありませんので、安心してくださいね(^^)