これだけはハズせない10の心得
家庭教師の仕事とは、こう心得よ
家庭教師として活動中の皆さんへ。
生徒の”やる気”を引き出せていますか?
成績アップの”成果”は出せていますか?
生徒や親御さんに”信頼”されていますか?
もしもあなたが、家庭教師としての教え方や、生徒や親御さんとのコミュニケーションなどで不安な点や足りていないと感じることがあるとしたら、それはあなたの“家庭教師としての心得”に問題があるのかもしれません。
ご家庭の方は、大切なお子さんの将来の為に、一生懸命働いて得た大切なお金を払って家庭教師を始められます。
「塾も通信教材も成果が出なかった…」
「勉強が大の苦手でやる気も自信も失って…」
「家庭教師なら成績が上がるかもしれない…」
そんなお気持ちで、私たちジャニアスにお問い合わせをいだだく親御さんが多い中、教える側の先生が愛情も熱意もない適当な指導をすることは決して許されないことです。
いきなり手厳しいことを言いましたが、安易な気持ちで家庭教師をやろうとは決して思わないでほしいのです。
このページでは、家庭教師の先生として、絶対に抑えておいてほしい「家庭教師の心得」を、10項目に分けてかなり詳細に書かせていただきました。
とても厳しめにお伝えしておりますが、これから家庭教師の先生を始めようとしている方はもちろん、現在ジャニアスの家庭教師として活躍中の先生たちにも今一度、初心に立ち返るつもりで読んでください。
これだけは絶対にハズせない
\ 家庭教師の心得10選 /
~家庭教師の心得【その1】~
家庭教師の”本当の目的”を認識せよ!
子供に家庭教師をつける親御さんの“目的”とは何でしょうか?つまりご家庭は何のためにお金を払って家庭教師をお申込みいただくかです。
それは、
成績(点数)を上げるためです。
生徒が中学生なら、高校受験合格のためです。
例えば「英検2級に合格したい」「不登校だから子供の話し相手になってほしい」「母子家庭で親がいない時間に遊び相手になってほしい」というような、成績アップや受験対策とは直接関係のない理由で家庭教師をお申し込まれる方もいらっしゃるかもしれませんが、そのようなケースは稀有です。
家庭教師であるあなたのすべき役割は、生徒の成績(点数)を上げることであり、中学生なら高校受験で志望校に合格させること。その対価として指導料をいただくということを強く認識してください。
「そんなこと、当たり前…」
と感じる方なら問題はありませんが、ご家庭が家庭教師をつける目的をはき違えてしまう家庭教師が少なからずいるのも現実…。
子供を指導する「教育者」という立場であると思い込み、定期テストや高校入試のための勉強とは程遠い内容の授業をしてしまうのは、あなたの自己満足にすぎません。
もちろん、指導料の発生していない休憩時間でしたら、部活や学校生活のことを聞いてあげたり、趣味などの雑談をしたりすることはとてもいいことです。先生の雑学を披露してたくさん盛り上げてください。
しかし、指導料が発生している家庭教師の授業中は、
生徒の成績を上げるための指導のみに徹底してください。
繰り返しますが、親御さんが子供に家庭教師をつける目的は、学校の成績を上げるためであり、志望校合格のためであるということを、今一度、強く認識してください。
~家庭教師の心得【その2】~
家庭教師を始める”理由”を認識せよ!
あなたが担当する生徒さんが、なぜ家庭教師を始めようとしたのか、
その理由を必ず認識してください。
家庭教師をつける”目的”は先ほどお話ししたように「成績を上げるため」ですが、家庭教師以外にも進学塾や個別式学習塾、通信教材やタブレット教材など、さまざまな選択肢がある中で、なぜあなたの生徒さんは家庭教師を選んだのでしょうか?
・通信教材を取っていたけどやらなくなった。
・少人数制の塾に通っていたけど伸びなかった。
・進学塾に通ったけど集団授業が合わなかった。
このように、他の塾などで成果を出せなかったお子さんが、最後の手段として家庭教師を選択したのかもしれません。塾も一か所だけではなく、複数の塾に切り替えていたのかもしれませんし、添削教材も何度もやめたり再開したりを繰り返していたかもしれません。
また、学校で不登校になってしまい、同級生と顔を合わせてしまう塾にも通えなくなって家庭教師を始められる生徒さんもいます。
もちろん、はじめての学習手段が家庭教師というご家庭もありますが、多くのご家庭が、何かをやめて家庭教師へ切り替えるというケースが多いのです。
例えば、あなたの担当する生徒が、塾で伸びなくて家庭教師を始めたのであれば、なぜ塾では伸びなかったのかを知ることが大切です。
塾の先生の教え方が合わなかったのか?
宿題の内容や量が合わなかったのか?
宿題がほとんど出されず家での学習習慣がなかったからなのか?
他にもさまざまな理由が考えられますが、これまでの学習方法ではなぜ成績が伸びなかったのかを明確に知ることで、これから始まる家庭教師の授業がより有効に進めることができます。
私たちジャニアスでも新規のご家庭を紹介する際には、可能な限り生徒さんのバックグラウンドをお伝えしますが、家庭教師の先生からも、生徒さんや保護者の方に今までの学習状況をヒアリングしてください。
まずは、生徒さんの過去の学習状況と現状を知ることこそが、家庭教師による成績アップの第一歩です。
~家庭教師の心得【その3】~
やる気を引き出すのが家庭教師の役目!
どんなことでもそうですが、”子供のやる気”が成績アップの要因になることは間違いありません。やる気のない子にどんなに良い授業をしても、なかなか成果が出せないのは当然です。
だからといって…
「やる気がないから成績を上げられません」
「やる気がないから宿題をやってくれません」
「やる気がないから授業に集中してくれません」
このように、生徒にやる気がないことを理由に成績を上げられないと考えている家庭教師がいるとすれば、それは間違いなく家庭教師の資質はありません。
やる気がなくて成績が上がらないのは当たり前。
やる気をどう引き出せるかが家庭教師としての真価なのです。
どんなことでもそうですが「やる気」というモノはアップ・ダウンが激しいモノ。さっきまでやる気満々だったのが、何かのキッカケで、一瞬でやる気を失せてしまうこともよくありますよね。
たとえば、生徒が一生懸命頑張って終わらせた宿題を、家庭教師がそれをチェックしてあげなかったり、ホメてあげなかったりしてしまうと、それだけでやる気なんか一瞬で吹き飛んでしまいます。
勉強は子供にとって嫌いなモノ。また、ジャニアスに入会される生徒さんは、勉強に対して、やる気も自信も失くしてしまったお子さんが多いです。
そんな嫌いな勉強に対して、やる気を引き出し、それを継続させるということはとても大変なことです。
それでも、やる気のない子にやる気を引き出すということこそが家庭教師の役割であるということを心得てください。
やる気がないのを生徒のせいにするのではなく、やる気を引き出せないあなたの実力不足であることを認識し、やる気を引き出すためにはどうのように声かけをし、どのような指導法で教えるべきか、さまざまな工夫を凝らし、試行錯誤を繰り返してください。
・なぜやる気が起きないのか?
・どうすればやる気が出るのか?
・ちゃんと褒めてあげられているか?
・生徒との信頼関係は築けているか?
常に生徒の立場に立って、自分の主観ではなく客観的に考えるようにしてください。
どうしても生徒のやる気を引き出せないという先生は、ジャニアスに相談してください。
~家庭教師の心得【その4】~
教えるだけでは成績は上がらない!
家庭教師の仕事は、生徒がわからないところ・苦手なところを教えることであることは言うまでもありません。わからないところはわかるまで優しく丁寧に教えてあげてください。
しかし、勉強が苦手で平均点以下の生徒の場合、
わからないところを教えてあげるだけでは成績は上がらないということを認識してください。
成績を上げるために必要なことは、
とにもかくにも、自主的な学習習慣をつけることです。
例えば家庭教師の授業が、週に1回の90分だとして、その場だけわからないところを教えてあげても、家庭教師の授業日以外に学習習慣がなかったとしたら、決して成績は上がらないのです。
まずは生徒の学力レベルや今までの勉強に対する姿勢、また、性格などをしっかりと理解した上で、生徒にとって最適な勉強のやり方から教えてあげてください。
宿題も細かく具体的に指示することが大切です。
「できるところまでやっておいて」
「単語をたくさん覚えておいてね」
このような適当な宿題の出し方では、絶対に学習習慣は身につきません
ジャニアスの家庭教師研修でもお伝えしていますが、学校の授業に沿った予習・復習のやり方や、日割りでの細かい宿題の指示など、担当する生徒に合わせた具体的な宿題の指示を与え、生徒が毎日机に向かって勉強できるやり方と環境を与えてください。
集団授業とは違う、マンツーマン授業の家庭教師だからこそ出来ることは、目の前の生徒だけに特化した勉強のやり方を教えてあげられることであり、宿題の内容や量も合わせてあげながら具体的な指示を与えられることです。
何度も言いますが、わからない所を教えるだけでは成績は上がりません。
勉強のやり方から教えて細かく具体的に宿題の指示を与え、毎回チェックしてあげながらさらに調整をしてあげる…。そして生徒が、自主的な家庭学習の習慣がつくまで徹底してフォローしてあげることこそ、成績アップに絶対的に必要なことなのです。
~家庭教師の心得【その5】~
指導中は常に生徒の反応を意識せよ!
あなたの指導は一方通行になっていませんか?
生徒がわからないままで先へ進めてはいませんか?
家庭教師は集団授業とは異なり、目の前の1人の生徒のみに集中して教えることができるのが最大のメリット。
それなのに、もしもあなたの指導が一方通行で、生徒が理解していないのに先へと進んでいるとしたら、それはマンツーマンである家庭教師のメリットを大きく損なわせてしまっているのと同じです。
常に、生徒が理解できているかを確かめながら指導を進めてください。
生徒の反応に注視し意識しながら、理解できていないと思ったら、何度も根気強く教えてあげてください。
子供というのは、本当は理解できていないのに「わかった」と言ってしまうことがよくあります。先生に申し訳ないという気持ちから、つい、うなずいてしまうのです。
そんな時に「あ、本当は理解していないな…」と、あなたがその場で気付いてあげられるかがとても大事。
生徒の表情、目の輝き、声の張り、ペン先の書く速度…。これらの些細な動きや反応を注視してあげることで、本当に理解できているかがわかるようになるはずです。
もちろん、理解できているかを確かめるために、その場で問題を解かせて確認することも大切ですが、まずは何より、あなたが「生徒が本当に理解できているかを見極める目」を持つことが大切なのです。
本当はわかっていないのに「わかった」と言ってしまうのは、生徒が悪いのではありません。あなたの教え方や教える時の雰囲気に問題があるかもしれないということを認識してください。
少しでもイライラしたり、押し付けたりしていると、子供はあなたのその雰囲気を敏感に読み取ります。わからないことに対して「先生、ここわからない…」と素直に言える雰囲気を作ってあげられるのもあなたの力量であることを心得てください。
~家庭教師の心得【その6】~
点数や目標を細かく具体的に把握せよ!
あなたの現在担当している生徒について、下記の質問に答えてください。
「前回のテストは各教科何点でしたか?」
「前回のテストの学年順位は何位でしたか?」
「次の定期テストの日程はいつですか?」
「次の定期テストの目標点は何点ですか?」
これらの質問に全く答えられないとしたら、あなたには家庭教師の資質はありません。
手帳などを見ながらでも答えることができるのであれば、あなたは優れた家庭教師です。
何度も言いますが、家庭教師の目的は成績を上げることです。自分の生徒の現状や目標を細かく把握できていない状態で、どうやって成績を上げることができるのでしょうか?
前回のテスト結果や次回のテスト日程は生徒に教えてもらえばわかります。それらの数字を暗記までする必要はありませんが、自分の手帳などに必ず記録してください。
生徒の現状(前回の点数や順位)を知った上で、次回のテスト目標を決めてください。目標は一方的に決めるのではなく、必ず生徒の考えも尊重してあげながら生徒と一緒に決めるようにしてください。
目標の点数は教科ごとに細かく決めて、それを紙に書いて生徒の机の近くの壁に貼るなどして視覚化しましょう。
「点数を上げる」
「成績を上げる」
「順位を上げる」
このようなあやふや目標ではダメです。
細かく具体的な目標を設定してください。
○月○日の期末テストの目標!
「数学は50点以上取る!」
「英語は60点以上取る!」
「国語は50点以上取る!」
「理科は70点以上取る!」
「社会は60点以上取る!」
「5教科で300点以上取る!」
「学年順位で80位以内!」
このように具体的な数字で目標を決めます。
生徒各々の現状を知らないと、適切な目標は立てられませんよね。
毎回400点くらい取れている生徒に「次回の目標は300点だ!」なんて言うのはナンセンスですし、5教科で100点取れていない生徒に「次は400点以上取るぞ!」なんて飛躍した目標は現実的ではありません。
次回の目標を立てることは、モチベーションを保つために絶対に必要なこと。
そのためには、生徒の前回のテスト結果を細かく知り、次回のテスト日程を把握し、日数を逆算した上で生徒と一緒に具体的な目標を立てることが大事であることを心得てください。
~家庭教師の心得【その7】~
プライドを守るな!尊敬を求めるな!
家庭教師は“先生”という立場なので、尊敬されるべきという考え方を持つ人もたくさんいます。
もちろん生徒に尊敬されるということは素晴らしいことです。
しかし、家庭教師が生徒に対して“尊敬”を求める態度や振る舞いをしたり、先生という立場であることの“プライド”を強く持っていたりするとしたら、それは大きな間違いです。
生徒からの尊敬を求めるがあまり、上から目線で教えたり、偉そうな態度や言い回しで接したりしてしまうことは絶対にNGです。
自分のプライドを守るために、生徒からの答えられない質問に対して、誤魔化したりや不機嫌な態度をとってしまうことも絶対にNGです。
先生という立場は尊敬されるべきという考え方もわかりますが、家庭教師は“尊敬”を生徒や親御さんに求めてはいけません。
家庭教師のあなたに求められていることは“生徒の成長”です。あなたが尊敬されるためやプライドを保つことではありません。
~家庭教師の心得【その8】~
指導中は汗をかけ!監視員になるな!
家庭教師の指導中に“監視員”になっていませんか?
生徒にひたすら問題を解かせて、自分は腕を組んで見ているだけ…。
漢字や英単語の書き取り練習をさせて、自分は腕を組んで監視員…。
問題を解かせたり暗記をさせたりすることは成績アップに絶対的に必要なこと。しかしそれらの作業は家庭教師の指導日以外に宿題として与えるようにして、指導中はあくまで生徒がわからないところを教えてあげてください。
もちろん、理解できているかを確かめるために、その場で問題を解かせてみたり、暗記のチェックで英単語を書かせてみたりすることは必要です。
しかし、限られた時間である家庭教師の授業中に、ずっと生徒に解かせっぱなしにすることや、家庭教師が監視員になってしまうようなことはダメです!
時間がもったいないですし、そんな監視員に高い授業料を誰だって払いたくはありません。
指導中は汗をかいてください。
汗と言っても、身体から出る汗ではありません。
一生懸命生徒に向かい合い、何をどのように教えるべきかを常に考え、生徒の反応を見ながら教え方を工夫し、試行錯誤しながら流す「心の汗」「頭脳の汗」のこと。
もしもあなたが“手抜き”をするために、監視員となってしまっている家庭教師だとしたら、それは最低な家庭教師です。
授業中は決して手を抜かず、生徒のために一生懸命、汗をかいてください。
~家庭教師の心得【その9】~
信頼関係を作れ!約束は絶対に守れ!
生徒のやる気を引き出し、それを継続させるには、あなたとの信頼関係が必要です。
あなたがどれだけ親身に分かりやすく教えても、生徒に信頼されていないとしたら、成果を出すことは出来ません。
生徒との約束は絶対に守ってください。
守れない約束はしないでください。
ほんの些細なことでも約束を守らなかったり、ウソをついたりしてしまうと、一瞬にして信頼が損なわれてしまうということを強く認識してください。
「先生が言うことなら信じられる!」
「先生に認めてほしいから宿題をやる!」
「点数を上げて先生に誉められたい!」
あなたとの信頼関係があってこそ、嫌いな勉強でも頑張れるのです。
例えば時間の約束。
遅刻をする人は絶対に信頼されません。
家庭教師の開始時間を、たとえ1分でも遅れてしまったらそれは遅刻です。決められた時間に授業を開始するという“約束”を破っていることと同じです。
もしも電車の遅延などで、約束の時間よりも1分でも遅れそうなときは、必ず、その時間になる前にご家庭に連絡して、遅れることの理由を伝えた上で謝罪をしてください。
電車の遅延はあなたのせいではありませんが、それでも謝罪をしてください。
信頼を得るためには、ひとつひとつの積み重ねが必要です。
・約束は絶対に守る
・守れない約束はしない
・もしもの時は心から謝罪する
このことを心得て、生徒や保護者の方から心から信頼される家庭教師になってください。
~家庭教師の心得【その10】~
ご家族の方へのマナーを心得よ!
家庭教師と学習塾とでは様々な違いがありますが、その中でも大きな違いの1つに、ご家族の方との関わり方があります。
学習塾では講師が生徒の親御さんとお話する機会はほとんどありませんが、家庭教師は、生徒の自宅に訪問して授業を行うので、ご家族の方とも接する機会が多くなります。
ご家族の方への態度・振る舞いも、あなたが家庭教師として信頼されるかどうかの大きな基準になるということを心得てください。
例えば夏の暑い日に、生徒の親御さんがあなたに冷たい麦茶を出してくれたとします。
「暑い中ご苦労様。麦茶をどうぞ!」
とても嬉しいお気遣いですよね。
その時に、あなたは何といいますか?
何も言わずに飲んでしまうのはNGだということはわかりますよね。
では「いただきます」と言ってから飲むのはどうでしょうか?
何も言わずに飲むよりはマシですが、これもダメです。
正解は、
「ありがとうございます。いただきます!」
まず何よりも最初に、麦茶を出してくださった親御さんのご厚意に、心から「感謝」をしてください。麦茶を目の前に置いてくれた瞬間に「ありがとうございます」の感謝の言葉を伝えてください。
そして飲み終わったら「ご馳走様でした」と言ってください。
細かいことかと思う人もいるかもしれませんが、あなたは生徒からも保護者の方から見ても単なるアルバイトではなく「先生」という立場です。
あなたの一挙一動は、生徒だけではなく、そのご家族の方全員から見られています。
ご厚意に対してお礼を言う、という至極当たり前なことが出来ない先生が、はたして信頼されるでしょうか?
また、ご家族の方へのマナーには、ひとつひとつの「挨拶」にもあります。
お家に上がる時は「おじゃまします」と言っていますか?
靴はちゃんと揃えていますか?
「おじゃまします」
「失礼します」
「ありがとうございます」
「いただきます」
「ごちそうさまでした」
「こんにちは」
「こんばんは」
「来週も宜しくお願いいたします」
このような「挨拶」を、笑顔で自然にできる先生は、生徒からもご家族の方からも信頼されます。
逆に、どれだけ高学歴な人でも、お礼や挨拶もロクに出来ないような「マナーの悪い人」は、生徒からもご家族の方からも信頼されなくなるのは言うまでもありません。
最後になりましたが…
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
このページでは、現在、家庭教師として生徒をお持ちの方や、これから家庭教師の仕事を考えている方に向けて、必要最低限の心得をかなりキツイ言葉でお伝えしてきました。
このページをお読みになり、
「何を当たり前なことを…」
「そんなことは常識だろう…」
このように感じていただけたとしたら、あなたはとても良い家庭教師です。
私たちジャニアスも、そのような方に生徒さんを紹介したいですし、ご家庭の方も安心して子供の勉強を任せられることでしょう。
逆に、このページを読んでみて、
「そんな細かいことを言われても…」
「もっと気楽に出来る仕事だと思っていた…」
そのように感じてしまったとしたら、あなたには家庭教師という仕事は向いていません。ご家庭の親御さんの立場を考えてみても、そのような方に子供の勉強を任せられないと思われてしまうのは当然です。
どのような仕事にも、向き不向きがあるということを認識していただき、どうか、他のお仕事をお探しください。
家庭教師に求められる「資質」というのは、経験の豊富さや学歴の高さではありません。
一番大切なのは、あなたの『人柄』であり、
生徒と保護者の方への『向き合い方』です。
想像してみて下さい。
もしもあなたが、
勉強の苦手な中学生だったら…
勉強が大嫌いな中学生だったら…
どんな先生に勉強を教わりたいと思いますか?
もしもあなたが、
そんな中学生の親御さんだったら…
どんな先生に子供の勉強を任せたいと思いますか?
明るくていつも笑顔で、
優しくて質問がしやすくて、
わかりやすく丁寧に教えてくれて、
たくさんホメてくれて、
やる気を引き出してくれて、
時間や約束を守ってくれて、
生徒に愛情を持ってくれて、
成績を上げてくれる人。
そんな人に教わりたいですよね。
逆に…
時間にルーズだったり、
自分の都合で日程変更を繰り返したり、
指導に熱意を感じられなかったり、
すぐ怒ったりイライラしたり、
あいさつが出来なかったり、
プライドが高かったり、
上から目線で偉そうだったり、
そんな先生には来てもらいたくないですよね。
これまで厳しめにお伝えしてきましたが、
家庭教師は、感謝をしていだける素晴らしい仕事です!
ここでご紹介した「家庭教師の心得」を忘れずに、誠心誠意、生徒さんへの指導を行ってください。
「先生が来てくれて本当に良かった!」
このように生徒さんからも保護者の方からも思っていただける家庭教師になってください。
もしも指導に行き詰まったり、
不安や心配事が出てきたら、
すぐにジャニアスまで相談してください。
私たちジャニアスは、生徒さんだけではなく、一生懸命、生徒さんの未来の為に頑張るあなたのことも応援します。