こんにちは。
家庭教師のジャニアスの神田です。
受験生の皆さん、受験勉強お疲れ様でした。
公立高校入試も前期・後期ともに終わり、受験生の皆さんは安堵の一息をついている時期ではないでしょうか。
ジャニアスにも続々と合格喜びの声が寄せられ、私たちスタッフもたくさんいただくお電話に嬉しい悲鳴を上げております。
第一志望の高校に合格された方も、
力及ばず第二志望に決まった方も、
人生、一生が勉強です。春からもこの気持で頑張りましょう。
ジャニアスはいつまでも応援しています。
そんな歓喜や落胆のうずめく合格発表の最中、市立船橋高校の体育科の前期選抜合格通知に誤りがあったという信じられない報道がありました。
ニュースや報道番組で耳にされた方も多いと思いますが、簡潔に言えば、合格者に不合格通知を送って、不合格者に合格通知を送ってしまった、という内容です。
高校掲示板での掲載やインターネット上での合否発表では正しい情報だったそうですが、正式な書面での通知が全く逆だったということで、大きく報道されました。
千葉県の公立高校入試では、前期選抜と後期選抜の2回の一般入試で行われます。
公立高校を目指す受験生は、前期選抜合格を目指し、不合格だった場合のみ後期選抜を受けるという流れです。
(※この入試制度は2021年入試より「1回のみ」に変わります)
現在の「前期選抜」「後期選抜」の入試制度は、普通科は定員の6割を前期で募集し、残り4割を後期で募集しますが、専門学科は前期ですべての定員を募集出来るルールです。
市立船橋高校の体育科は「専門学科」ですので、今回の入試でも前期選抜ですべての定員を募集しておりました。
後期選抜は定員割れを起こさない限り行われないというわけです。
誤りの合格通知を受け取り、家族や友達と喜び、辛かった受験勉強から解放されたと思い、そして本当は不合格だったと知る…
天国から地獄に落とされた現実を受け入れ、限られた時間の中で後期選抜の志望校選びと、再度始まる受験勉強への切り替えをしなければなりませんでした。
前期選抜の合格発表は2月19日。
後期選抜の願書の提出は2月22日。
志願変更可能日は2月25日と26日。
※2019年度公立高校入試
このように後期入試に向けた日程にまったく余裕がない中で、“気持ちの切り替え”が出来ずに後期受験に影響を及ぼしてしまった受験生もいたのではないでしょうか。
そんな渦中、私、神田真吾が、千葉県高校入試の専門家ということで、テレビ朝日のニュース番組「スーパーJチャンネル」で電話取材を受けさせていただきました。
千葉県の入試概要や後期入試への懸念などをお話しさせていただき、報道に協力させていただきました。
高校入試は人生で一度だけ、そして、ほとんどのお子さんにとって初めての大きな関門です。私たち大人は、そんな子供たちの本気に真摯に向き合う義務があります。
今回は、たまたま市立船橋高校でしたが、これを教育に携わる大人たちの共通の糧にして、みんなで良い教育社会をつくっていきましょう。
2019年度で20周年を迎える私たち「家庭教師のジャニアス」も、生徒さんの未来を今後も全力でサポートしていきます!