【令和7年度】東葉高校が進学クラスの募集停止!人気爆増中で狭き門に!

受験情報

こんにちは!
家庭教師のジャニアスの木戸です。

近年人気爆増中の東葉高校。
前年度(令和6年度)の入試では、進学クラスの併願推薦が停止となったことは以前のコラムでもお伝えしましたが、今年度(令和7年度)の入試では、進学クラスの募集を停止し、S特進クラスと特進クラスのみの募集となりました。

<令和6年度の募集クラス>
・S特進クラス
・特進クラス
・進学クラス

<令和7年度の募集クラス>
・S特進クラス
・特進クラス

前年度(令和6年度)入試では、進学クラスに併願推薦が無くなったとはいえ、単願推薦と一般入試の募集があり、進学クラスの単願推薦は「5教科17以上」という内申基準でした。

今年度(令和7年度)入試では進学クラスの募集自体が無くなり、S特進クラスと特進クラスのみの募集で、単願推薦なら「5教科20以上」、併願推薦なら「5教科21以上」という内申基準が設けられています。

また、各種検定や皆勤、生徒会役員や部活動実績などによる「加点や優遇」ありません。事前相談で内申が1点足りないから英検の加点でプラス1点…、というのは一切なく、純粋に中3次の内申(5段階の成績)が5教科で単願なら20以上、併願なら21以上ないと推薦がもらえないということです。

さらに、推薦でも筆記テストで一定以上の得点を取らないと「審議の対象」となります。
つまり学校推薦でも合格の確約は一切ないというのも東葉高校の特徴なのです。

<審議の対象となる入試得点>
・特進単願推薦:110点以下
・特進併願推薦:130点以下
※英数国の300点満点

推薦基準に満たない受験生は「一般入試」で受験することはできますが、ほとんどの生徒を推薦入試で取るので、一般入試は合格へのハードルがかなり高い入試区分となります。

もう一度、推薦基準を見てみます。
S特進クラスと特進クラスのみの募集です。

・単願推薦:5科20以上
・併願推薦:5科21以上
・9科の評定に「2以下」がないこと
・検定等による加点・優遇はない
・欠席は3年間30日以下で遅刻や早退も少ないこと

※推薦基準はS特進クラスと特進クラスで同じです。前期入試(推薦、一般)での入試得点の上位者がS特進クラスに選抜されます。

「5教科20以上」って、「4」平均。
「5教科21以上」って、さらに「5」が必要…。

これって偏差値で言うと55~58くらいでしょうか。
近くの公立高校の抑え(すべり止め)として考えると、船橋東高校(64)や八千代高校(63)の併願レベルで、鎌ヶ谷高校(61)や幕張総合高校(60)、国府台高校(60)の抑えとするにはギリギリなレベルです。
※カッコ内は令和6年度入試のSもぎ60%偏差値。

大学進学実績もうなぎ上り!
2023年度の大学合格実績を見ても…

国公立:11名
早慶:4名
GMARCHI:35名
日東駒専:144名
※東葉高校のパンフレットより

ここ3年間で大学進学実績も激増していますね。

進学クラスの募集を打ち切り、S特進クラスと特進クラスのみの募集となった東葉高校。数年前までの中堅公立高校の抑えとしての私立高校ではなくなり、完全な進学校として生まれ変わりました。

まさに飛ぶ鳥を落とす勢い。
校長先生がスゴイ人らしいです。
東葉さん、ヤバいですね…。

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