千葉県の中3生必見!高校入試までの1年間スケジュールと対策を完全解説

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こんにちは!
家庭教師のジャニアスの藤原です。

中学3年生のご家庭に家庭教師の体験授業で訪れる中で、高校入試に向けた受験勉強についてこんなことをよく聞かれます。

「受験の準備は何をすればいいですか?」
「部活が終わってから頑張れば大丈夫?」

多くの中学生にとって高校入試は初めての受験。
受験勉強のやり方がわからずに不安を抱えている中3生もたくさんいると思います。

今回の記事では、千葉県の受験生(中3生)が高校入試に向けてどのように過ごすべきか、その1年間のスケジュールについてお話させていただきます。

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志望校別の4つの受験タイプ

まず、受験勉強を進めていく上での優先順位は、志望校や受験方法(推薦か一般か)によって変わります。一般的な受験方法は下記の4つですね。

・公立志望で私立を併願推薦
・公立志望で私立を受けない
・私立志望で単願推薦を受ける
・私立志望で一般入試を受ける

それぞれを簡単に説明します。

公立志願で私立を併願推薦

第一志望が公立高校で、抑え(すべり止め)の私立高校を併願推薦で受けるタイプです。
公立高校を第一志望とする受験生で最も多いケースですね。

すべり止めとして私立高校の併願推薦をもらう必要があるので、公立高校対策に加えて早めの内申対策が必須です。

>>内申アップの4つのステップ

公立志願で私立を受けない

第一志望は公立高校ですが、抑えの私立を受けずに公立一本で勝負するタイプです。
この受験方法は危険なのでオススメしませんが(中学校の先生も反対します!)、ご家庭の家計の問題や、私立高校の併願推薦がもらえずにやむを得ずこの形でなってしまうことがあります。

もしも公立受験に失敗したら、二次募集のある高校を探す形になります。

私立志願で単願推薦を受ける

私立高校を第一志望としている受験生にはこの形がもっともお勧めです。
志願校の単願推薦をもらえるように内申対策が全てですね!

私立志願で一般入試で受ける

推薦がない難関私立校を目指すタイプです。
千葉県なら渋谷幕張、市川、昭和秀英、成田、八千代松陰、専大松戸、芝浦工大柏、麗澤、日大習志野、千葉日大第一でしょうか。
※令和7年度入試

これらの高校には学校推薦がありませんので(一部の例外を除く)、一般入試で受験する形になります。内申対策よりも本番の筆記試験対策が優先ですね。

高校受験は5教科の勉強が基本!

高校受験の基本は「5教科」の勉強です。
公立高校入試は5教科全部が出題されますし、内申点も全教科の9教科で評価されます。

よく「私立は3教科受験だから3教科でいいよね!」という声も聞きますが、私立高校の推薦基準で必要な「中3次の内申点」は、5教科または9教科で計算されます。

さらに、私立高校の中でも学校推薦のない難関校は、3教科(英数国)ではなく5教科の入試テストが実施されるケースが多いです。

つまり、どのパターンで受験するとしても、3教科に絞った勉強方法はほとんど意味がありません。高校受験は5教科の勉強が基本!ということを覚えておいてくださいね。

受験生の1年間の流れ

ここからがいよいよ本番です!
中3の受験生が高校受験に向けてどのような1年間を過ごすべきか、いつ何を優先すべきかをお話していきます。

4月~6月は定期テストに集中!

公立高校を第一志望で私立を併願で受ける子も、私立高校を第一志望にして単願で受ける子も、学校推薦の内申基準をクリアすることに全力を注いでください。

昨今の私立人気で内申基準が上がっています。
高校によっては、英検取得や部活動実績、皆勤や精勤、生徒会役員や部活の部長経験などで、内申点を加点してくれるケースもありますが、この内申の加点が一切無くしている高校も増えています。

つまり、5段階評価の成績でたったの1ポイント足りないために志願校の推薦がもらえないということも十分あり得るのです。

多くの中学校では6月に定期テストがあります。
学年最初の定期テストは比較的点数が取りやすいので、1点でも多くの得点アップを目指して、内申点(評定)を上げることに執着しましょう!

7月~8月は基礎の復習と定期テスト対策

部活を引退し、時間が有り余る夏休み。
絶対にダラダラ過ごしてはいけませんよ!

7月に定期テストがある中学校なら、定期テスト対策に全力を注ぎましょう。
定期テストが6月に終わっている子は、これまでの総復習を兼ねて基礎を全体的に見直してください。

この時期から会場模試(Vもぎ・Sもぎ)を受ける子も増えてくるので、余裕があれば受けてもいいですが、内申対策が優先なので、私立の推薦基準に不安がある子は定期テスト対策を優先してください。

また、学校説明会にも参加すべきです!
実際に志願する学校に行ってみることで、モチベーションが倍増します!具体的な志望校も絞り込めるので、学校説明会や学校見学には積極的に参加しましょう。

9月~11月は模試と過去問中心に!

ここから実践的な勉強です。公立高校を志願している受験生は、9月からは毎月会場模試を受けてください。V模擬もS模擬も入試の予想問題も兼ねているので、会場模試は宝の山ですよ!

模試を受け終わったら必ず何度もやり直してください。できなかった問題はできるようになるまで繰り返してください。答えを覚えてしまうくらい何度もやってください!

模試の見直し毎回しっかりやれば…
模試を受けるたびに偏差値が上がります!
模試を受けるたびに合格判定が上がります!

模試と共に公立高校の過去問もやりましょう!
過去問は過去3年間分で十分ですので、同じ過去問を何度も繰り返しやってください。

私立対策については、単願でも併願でも内申点が志願校の推薦基準に足りなかったら、10月から11月にある定期テストの結果で内申点を書き換えてくれる中学校もあります。

志望校の推薦基準に満たない場合は定期テスト対策も必須です。この時期は入試問題対策に集中したいので、できるだけ9月までの定期テストで推薦基準を満たせるように頑張りましょうね!

12月~入試本番までラストスパート!

1月に私立入試、2月に公立入試が行われます。

公立志願の受験生は引き続き模試受験とその見直し、過去問対策を徹底的にやりましょう!
私立高校の併願推薦をもらっている子は、私立の過去問はほんの少しだけで大丈夫なので、公立対策に全力を注いでください。

中には、私立の併願推薦で合格をもらっていると気を緩めてしまう子もいます。公立志願の子は最後まで気を抜かないよう注意してください。

私立単願や私立一般の受験生は受験校の過去問をやってください。合否判定だけではなく、入試得点を特待認定(入学金免除など)に使う高校もあるので、親孝行の為にも積極的に狙ってくださいね。

最後にまとめとエール!

受験勉強は早めの準備が必要であることは言うまでもありません。1年間のスケジュールをしっかりと立てて、計画的に勉強を進めることが合格への鍵となります。

最後に受験生へエールを送ります!

まず、目標を明確に持つこと。
志望校を決め、その学校に合格するために必要な成績や内申点をしっかり把握しましょう。

次に、計画を立てること。
1年間のスケジュールを見直し、自分がどの時期に何をすべきかを具体的に計画してください。

定期的な自己評価も大切。
模試や過去問を通じて自分の実力を把握し、弱点を見つけて克服するための対策を立てましょう。特に模試の結果を活用して、合格判定や偏差値の向上を目指しましょう。

さらに、健康管理も忘れずに。
受験勉強は長期戦ですので、規則正しい生活を送り、十分な睡眠とバランスの取れた食事を心がけてください。心身の健康が合格への大きな支えとなります。

最後に、自信を持つこと。
これまでの努力と準備に自信を持って本番に臨んでください。辛い時期もあるかもしれませんが努力は必ず報われることを信じましょう!

頑張れ!受験生!

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